【保存版】「その他」を英語で|【other / others 】の正しい使い方

「その他」を英語で表現するには
名詞の「数」を必ず表す英語特有の法則が
色濃く反映させる必要があります。
「その他」にあたる名詞が単体なのか
複数なのかで表現が変わるのです。
今回はその点を細く解説して行きます。その他 英語 備考 英語

代表的な「その他」の表現には、「other」・「others」・「the other」・「the others」・「another」があります。これらは、日本語では「その他」や「その他の」と訳されますが、話し手が意図する「その他」の数やニュアンスにより細かく使い分けられます。

1.「その他」の英語表現

1. other / others

「other」は「別の」「他の」という意味の形容詞で、後ろには必ず複数形の名詞が来ます。「others」は単独で名詞として使用する際に使うことができます。
どちらも、「複数のものの中から、既に選んだものを除いた残りのいくつか」を指し、要するに余りのもの、その他と言うことを表し、その数は特定せず、漠然としています。

ですが必ず、その他 2 つ以上の何かを表しています。

I need to communicate with other companies in order to acquire up-to-date information on the industry.
この業界の最新の情報を手に入れるため他の会社とのコミュニケーションをとる必要があります。

Some people fight for next opportnity, others give up on it.
何人かの人は次の機会を待ち続け、他の人はそれを諦める。

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others

2. the other / the others

特定のものを表す「the」がついていることから、話し手と聞き手の中で「他のもの」の認識は共通していると言う意味がまずあります。

「the other」は「その他のもの」という意味の名詞ですが、「2つ」のものから1つ選んだ「残りの1つ」を指します。

それに対して「the others」は複数のものから一つ選んだ後の「残りのもの全部」を指します。

One is very sweet, and the other is very bitter!
1つはとてもあまくて、もう一方はとても大きいです!

Your report is more important than the others’.
あなたのレポートはほかのどれよりも重要なんだ。

3. another

「another」 は、「もう一つの」「もう一人の」という形容詞です。

「another」 は「a/an」+「other」が組み合わさって一つの単語になっています。なので「another」の後には必ず可算名詞の単数名詞が来ます。

 

Should we find another way?
別の道を見つけるほうがいいかな?

Would you like another cup of coffee?
もう一杯コーヒーを召し上がりませんか?

 

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2.「など」、「備考」を表す英語表現

「その他」に相応する他の言い方をいくつか紹介します。

その他諸々、備考など、補足として情報を足したいときに使える表現になります。

 

1. and so on

「A, B and so on」と言う形で使います。
物事や生き物の並列で使い、人に対しては使わない。と言う決まりがあります。

He loves meat too much. He always eats chicken, beef, lamb, and so on.
彼は牛肉、豚肉そしてその他諸々も大好きです。

 

2. and thing like that.

「A, B and things like that」と言う形で使います。
上記よりカジュアルな表現で、こちらは人も含めて様々なことに用いることができます。

I always thought Americans made a big deal of owning their own homes, cars, and things like that.
アメリカ人は、住宅や車といったものを所有することを重要視しているとばかり思っていましたよ。

3. etc

「etc」は「et cetera」の略語で、文章で使われることが多い表現です。
「et cetera」の「et」が「and」という意味ですので、「and etc.」とはできないので注意しましょう。

We had tempura, fresh sashimi, and grilled fish, etc.
ぼくたちは天ぷら、新鮮な刺身、焼き魚などを食べた。

He started flipping through bills as he explained how much money went to food, utilities, the monthly mortgage payment, and our church tithe, etc.
父は、食費や水道光熱費、月々の住宅ローンの支払い、教会への十分の一の献金などにいくらかかるのかを説明しながら、紙幣をめくり取り始めました。

 

4. Note:

備考を意味する表現で「Note:」として文を続けるのが一般的です。その他の重要な注意事項や、追加情報を載せたい時に使います。似たような表現に「Ps:」(Post Sprict=追記)と言う表現もあります。

Note: not for children under the age of three.
ノート:3 歳未満のお子様には使用しないでください。

 

以上、「その他」にまつわる英語表現の紹介でした。

英語には必ず名詞の数を表す言葉をつけるルールがあるので日本語で考えると少し違和感があるかもしれませんが、是非この機会に英語での言い方をまとめて覚えておきましょう。

使いこなせるとあなたの英語の表現の幅が広がることは間違いないので今回紹介した例文を参考にしてぜひ実践の英会話でも役立ててみてください。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

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文/ Aki
翻訳/ Aki
画像/Alexis Chloe, CC Licensed