最終更新日: 2026年02月23日

映画『プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)』は、今なお多くの人に愛される名作です。ミランダの印象的なセリフや、アンディの成長物語に心を動かされた方も多いのではないでしょうか。2026年には続編となる2も公開されます。
この記事では、『プラダを着た悪魔』のあらすじやキャスト、作品の背景をわかりやすく解説するとともに、作中に登場する印象的なセリフから学べる英語表現も紹介します。映画をもっと深く楽しみたい方も、セリフで英語を学びたい方も、ぜひ最後までチェックしてみてください。
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目次
プラダを着た悪魔の背景

『プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)』は、2006年に公開されたアメリカ映画です。原作は、ローレン・ワイズバーガーによる同名小説です。物語の舞台はニューヨークの一流ファッション誌「Runway」。実はこの原作、作者が自身のVogueでの勤務経験をヒントに執筆されたとされています。
編集長ミランダのモデルは、Vogue編集長のアナ・ウィンターではないかとも噂され、公開当時大きな話題になりました。華やかなファッション業界の裏側、“夢の仕事”と“過酷な現実”のギャップをリアルに描いた作品です。
プラダを着た悪魔のあらすじ【ネタバレなし】

主人公は、ジャーナリスト志望のアンドレア・サックス(通称アンディ)。名門大学を卒業後、ファッションに全く興味がないにもかかわらず、一流ファッション誌「Runway」の編集長アシスタントに採用されます。しかし、彼女の上司は業界で“悪魔”と恐れられる編集長ミランダ・プリーストリー。
理不尽とも思える無茶な要求、昼夜を問わない仕事、プライベートを犠牲にする日々…。最初は戸惑いながらも、アンディは次第に仕事をこなせるようになります。しかしその代償として、恋人や友人との関係は崩れていきます。成功か、自分らしさか。アンディが最後に選ぶ決断が、この物語の大きなテーマです。
プラダを着た悪魔のメインキャスト

まずは押さえておきたいメインキャストを紹介します。
ミランダ・プリーストリー
世界的ファッション誌「Runway」の編集長。業界に絶大な影響力を持ち、ファッションの流行を左右する存在です。部下には一切妥協を許さず、要求は常に完璧。感情をあまり表に出さない冷静さと、圧倒的な自信が印象的なキャラクターです。しかし物語が進むにつれ、トップであり続ける女性の孤独や責任の重さも垣間見えます。
ミランダ役は、メリル・ストリープが演じました。
アンドレア(アンディ)・サックス
ジャーナリスト志望の新人アシスタント。ファッションに興味がないままRunwayに入社し、過酷な職場環境に戸惑いながらも成長していきます。仕事に全力で向き合ううちに洗練されていく一方で、恋人や友人との関係が揺らぎ、自分らしさを見失いかける場面も。彼女の変化は、外見だけでなく内面の葛藤を象徴しています。
アンディ役は、アン・ハサウェイが演じました。
ナイジェル
Runwayのアートディレクターで、ファッションに深い知識と情熱を持つ人物。辛辣な職場環境の中で、アンディに現実を教えながら支える存在です。仕事に誇りを持ち、夢のために努力を重ねてきたプロフェッショナル。彼の言葉には、キャリアや成功について考えさせられる重みがあります。
ナイジェル役は、スタンリー・トゥッチが演じました。
プラダを着た悪魔 セリフ10選 | 英語表現を解説
『プラダを着た悪魔』は、名言が多い映画としても知られています。今回は以下の動画からセリフをピックアップして解説します。特にミランダのセリフは、英語学習にも役立つ表現が豊富です。
1. No. And I’ve seen all this before.
「そうだ。しかも、これ全部前にも見たことあるわ。」
🔍解説
この “I’ve seen” は現在完了形で、「これまでに見たことがある」という経験を表しています。現在完了は「過去のある時点」ではなく、「今につながる経験」を示すのがポイントです。
ここでの “all this” はやや突き放した響きがあります。単に「見たことがある」ではなく、「こういうのはもう何度も見てきた」という、軽い失望や皮肉が含まれています。ビジネスの場面でも “I’ve seen this before.” はよく使われる表現です。ただし、言い方によっては相手を否定するニュアンスになるので注意が必要です。
2. And I think it can be very interesting with…
「これに合わせれば、すごく面白くなるかと…」
🔍解説
“I think” をつけることで断定を避け、やわらかい提案の形にしています。また “can be” は「〜になる可能性がある」という意味で、控えめな表現です。
英語では、特にビジネスシーンで直接的な断定を避ける傾向があります。“I think it could be interesting if we…” のように言えば、より丁寧な提案になります。強く言い切らず、あくまで「可能性」として提示するのがポイントです。
3. No, I just, it’s just baffling to me.
「もう、ほんとに理解できないの。」
🔍解説
“baffling” は「困惑させる」「理解しがたい」という意味の形容詞です。“It’s baffling to me.” で「私には理解できない」という意味になります。
ここでは “just” が繰り返されているのも特徴的です。文法的に必要というよりも、感情の揺れやいら立ちをにじませる役割を果たしています。怒鳴っているわけではないのに、強い否定のニュアンスが出るのがミランダらしい表現です。
4. Why is it so impossible to put together a decent run through?
「どうしてちゃんとした通しリハーサルすらできないわけ?」
🔍解説
“Why is it + 形容詞 + to 動詞?” という形は、「なぜ〜することがそんなに○○なの?」という意味になります。“put together” は「まとめる」「組み立てる」、“run through” は「通しリハーサル」という意味です。
特に “so impossible” の “so” が強調になっています。単に “impossible” というよりも、「どうしてそんなにも不可能なの?」という責めるニュアンスが強まっています。
5. You people have had hours and hours to prepare.
「何時間も時間があったでしょ、準備するのに。」
🔍解説
“have had” は現在完了形で、「これまでずっと時間があった」という継続の意味を含みます。また “hours and hours” は強調表現で、「何時間も」という意味です。
そして注意したいのが “You people”。これはかなり距離を感じさせる言い方で、場合によっては失礼に聞こえることもあります。ミランダの冷たさを表す言い回しです。
6. No, we need more, don’t we?
「それだけじゃ足りないわよね?」
🔍解説
文末の “don’t we?” は付加疑問文と呼ばれる形です。「〜よね?」と相手に同意を求める表現ですが、この場面では実質的に反論の余地を与えていません。英語では、この付加疑問文を使うことで、柔らかく圧をかけることができます。
7. It should work.
「うん、これはいけると思う。」
🔍解説
“should” は「〜のはず」「〜だろう」という意味を持ちます。“will” ほど断定的ではなく、ある程度の確信を持ちながらも少し余地を残す表現です。ビジネスシーンでもよく使われます。
8. It’s a tough call, they’re so different.
「うーん、難しい選択ね、全然タイプが違うから。」
🔍解説
“tough call” は「難しい判断」という意味の口語表現です。日常会話でもよく使われます。“they’re so different” は理由の補足です。会話では、このようにコンマで区切ってテンポよく理由を補足することもあります。
9. Okay, I see, you think this has nothing to do with you.
「なるほどね。あなたはこれが自分に関係ないことだと思ってるのね。」
🔍解説
“have nothing to do with 〜” は「〜と関係がない」という意味の重要イディオムです。“I see.” は直訳すると「わかる」ですが、この場合は「なるほどね」という皮肉を含んだニュアンスです。
10. And you’re also blithely unaware of the fact that.
「そしてあなたは気づいてないけど。」
🔍解説
“unaware of 〜” は「〜に気づいていない」という意味です。さらに “blithely” が加わることで、「のんきに」「無頓着に」という皮肉が強まります。
“the fact that 〜” は「〜という事実」という意味で、フォーマルな文章でもよく使われる構文です。ここから続く有名な“セーターの色”の長い説明は、論理的に相手を追い詰めていく英語の好例といえます。(ぜひ動画をチェックして見てください!)
まとめ
『プラダを着た悪魔』は、物語として楽しめるだけでなく、名言を通して英語表現も学べる作品です。映画をもう一度見直してみると、セリフの一つひとつが違った印象で響いてくるはずです。ぜひ、英語字幕でもチェックしてみてください。ミランダの言葉選びの巧みさが、よりはっきりと感じられるでしょう。
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コンテンツ監修者:Eri