英語にも「敬語」がある?!ビジネスシーンで役立つ!英語の丁寧な表現

最終更新日: 2022年05月19日

英語には日本語みたいな「敬語」はないと思っていませんか?それ、大きな間違いかも?!この記事ではビジネスやフォーマルな場面で使える!英語を「丁寧に」話したい時に使える文法やフレーズを紹介します。

英語にも「敬語」はあるの?

ハリウッド映画などを見ていると、職場などで年齢関係なく、フレンドリーに話してるシーンを目にすることも多いことでしょう。確かに英語には日本語のような尊敬語、謙譲語といったものはございません。

しかし英語にもより「丁寧」に伝える表現はたくさんあり、特にビジネスの場では多用されています。

急に仕事で英語が必要になっても困らないように、丁寧な英語表現を覚えておきましょう!

助動詞は「過去形」を使うと、より丁寧に聞こえる?!

現在形の助動詞と比べ過去形の助動詞は、単純に過去のことを表すだけでなく、「そうなるかもしれない」という不確定さを表すことができます。直接的な現在形と違い、過去形は間接的なので、やわらかく丁寧なニュアンスを表すことができます。

例えば

Can you tell me how to go to the Tokyo station?
「東京駅までの行き方を教えてくれる?」

現在形のままだと少し直接的すぎてしまいます。そこで、助動詞の Can を過去形である Could に変更してみましょう。

Could you tell me the way to the Tokyo station?
「東京駅までの行き方を教えてくれますか?」

このように助動詞を過去形にすることで、間接的になり、より丁寧さを表すことができます。

助動詞の意味についてさらに復習しておきましょう!

Can / Could :依頼「〜してくれますか?」

Could you open the door? can / could
「ドアを開けてくれませんか?」

Wii / Would 可能「〜できますか?」

Would you come to my party?
「僕のパーティーに来てくれますか?」

また、さらに please もつけると、より丁寧な表現になります。

Could you get my bag, please?
「わたしのカバンを取ってくれませんか?

Would you help with my homework, please?
「どうか宿題を手伝ってくれませんか?」

レストランで使える助動詞の過去形を使ったフレーズをこちらの記事で確認しましょう。
「領収書ください」を英語でいうと?レストランで困らない表現をご紹介!

また助動詞だけでなく動詞も過去形を使うことで、間接的に相手に質問することができます。

例えば

What do you want? 
だとあまりに直接的なので、do の代わりに過去形の did を使って

Did you want anything? Did you need anything?
「何か必要なものがありますか?」

というように聞くと、より丁寧に聞こえます。

動詞の過去形を使った丁寧な英語表現は、ボイスチューブのこちらの動画でも紹介しています。ぜひ、チェックして日常会話に取り入れてみましょう!

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【レベルUP】英語で「これ」を使うと丁寧な表現になる?ネイティブが教えます!

賢い人は使ってる!言い換えるだけでスマートさが倍増する英単語

英語の中には同じ意味でも簡単な単語と、フォーマルな場面に適した少し難しい単語があります。ビジネスの場面などでは、難しい方の単語を使うことでスマートさや丁寧さを表現することができます。よく使われる単語を覚えておきましょう。

Thank you.  → appreciate

I appreciate your help.
「助けてくれてありがとうございます」

I’m sorry. → apologize

I apologize for the inconvenience.
「ご不便をおかけして申し訳ございません」

want → would like

Would you like some coffee?
「コーヒーはいかがですか?」

tell → inform

Please inform us of your schedule.
「ご都合をお知らせください」

クッション言葉を追加して、さらに丁寧に話してみよう

日本語でも、目上の人に何か頼むとき、「すみませんが」や「お忙しいところ恐縮ではございますが」といった、相手への気遣いを先に伝えますよね?英語でも似たような「クッション言葉」があります!よく使われるフレーズを覚えておきましょう!

I’m afraid that〜「恐れ入りますが、申し訳ございませんが」

I’m afraid that I have to cancel our appointment next month.
「申し訳ございませんが、来月の約束をキャンセルしなければなりません」

I was wondering if 〜「もし可能でございましたら」

I was wondering if you could cooperate with us.
「もしできれば、私たちに協力していただけないでしょうか」

Would you mind if 〜? 「差し支えなければ」

Would you mind if I asked some questions?
「差し支えなければ、質問してもよろしいでしょうか?」

この記事では英語の丁寧な表現を紹介しました。ビジネスやフォーマルなシーンで使えるよう、しっかり覚えておきましょう。

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