宅配便を受け取る時に聞く「こちらにサインお願いします」、有名人に「サインお願いします！」。2つの場面で使われる「サイン」、英語では違う単語が使われること知っていますか？その違いや「signature」の意味を徹底解説していきます。
目次
「signature」の意味を解説！
まずは大まかな「signature」の意味を学んでいきましょう。
1.「署名」を意味する signature
書類や正式文書への署名、サインの意味として使われます。
英語の資料など扱った経験はある方は、サインの欄に「signature」という文字を見たことがあるはずです。
ビジネスの場面でも頻出の意味です。
2.「特徴的な、代表的な」を意味する signature
こちらはレストランのメニューでよく見る意味です。
シェフオススメのメニュー、その店オリジナルのメニューは「signature dish」などと記載されています。
海外旅行でレストランを訪れた際に覚えていると役に立ちます。
3.「処方箋」を意味する signature
処方せんに書く処方箋、用法注意として「signature」が用いられます。
海外の病院でお薬を処方されたときは「signature」をよく読んで服用しましょう。
「signature」の使い方を例文と共に解説！
「signature」は名詞、形容詞の両方の形をとります。それぞれの使い方を例文から解説します。
名詞「signature」の使い方
名詞の「signature」は「署名、サイン」という意味です。
数えられる名詞、つまり可算名詞として使用します。
We have collected 10,000 signatures for[on] this petition.
この請願書に1万人の署名を集めました。The treaty bore the president’s signature.
この条約は大統領の署名があった。
形容詞「signature」の使い方
形容詞「signature」は名詞の前に置かれて、名詞を修飾します。
この場合の意味は「特徴的な、代表的な」です。
a chef’s signature dish
料理長の名物料理You can really see Banksy’s signature stenciling style in that painting.
その壁の絵にはバンクシーの特徴的な描画スタイルが表れています。
「signature」と”sign”や”autograph”との違いは？
「signature」「sign」「autograph」の違いを解説します。
sign の意味と使い方
「sign」は動詞で「署名する」です。
「sign」の意味は「署名する」という動詞以外にも、名詞では「しるし、形跡、身振り、標識」という意味があります。
郵便物を受けとるときに聞かれる、「ここにサインをお願いします。」というのは英語では「Please sign here.」と言いますが、このときの「sign」は動詞です。
Please sign here.
ここにサインをお願いします。He signaled for me to follow him.
彼は私について来いと手振り（合図）をした。traffic sign
交通標識There is almost no sign of life in this place.
この場所には生き物の形跡はほとんどない。
autograph の意味と使い方
芸能人などのサイン、自筆のことを「autograph」と言います。
有名飲食店に飾られている有名人のサインは英語で「autograph」です。
We asked Lady Gaga for her autograph.
レディーガガにサインをお願いしました。There are several people seeking autographs outside the theater.
劇場の外にはサインを求める人が何人もいます。
まとめ｜「signature」の意味を理解して使い分けよう！
「signature」の意味と使い方、例文を紹介してきました。動詞「sign」、有名人のサイン「autograph」と区別をして使えるようになりましょう！
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ライター/ Yuka
画像/ Cytonn Photography, CC Licensed
