最終更新日: 2026年09月05日

世界中で愛され続けている「スパイダーマン」シリーズ。トム・ホランドがピーター・パーカー/スパイダーマンを演じるシリーズ最新作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』が、2026年7月31日に公開されました。
前作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で、世界を救うために大きな決断を下したピーター。大切な人たちとのつながりを失いながらも、今作では再びスパイダーマンとして新たな一歩を踏み出します。
この記事では、『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』のあらすじや見どころとともに、劇中に登場する印象的な英語のセリフ・名言を紹介します。
スパイダーマンの世界を楽しみながら、日常会話でも使える英語表現を学んでいきましょう!
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目次
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』とは

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は、トム・ホランド主演の「スパイダーマン」シリーズ第4作です。
前作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』から4年後を舞台に、誰からもピーター・パーカーとしての存在を覚えられていないピーターの新たな物語が描かれます。
今作にはゼンデイヤ演じるMJやジェイコブ・バタロン演じるネッドが再登場するほか、ハルク/ブルース・バナーやパニッシャー/フランク・キャッスルも登場。孤独になったピーターが再び大切な人たちと出会い、新たな脅威に立ち向かっていきます。
日本語吹替版の主題歌には、Mrs. GREEN APPLEが本作のために書き下ろした「Brand New」が起用されています。
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』のあらすじ

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で世界を救うため、すべての人の記憶から「ピーター・パーカー」という存在を消す決断をしたピーター。
それから4年。かつて恋人だったMJや親友のネッドもピーターのことを覚えておらず、彼はたった一人でスパイダーマンとしてニューヨークの街を守り続けていました。
そんななか、ピーターの身体に異変が起こり始めます。自分の力や感情をうまくコントロールできなくなったピーターは、ブルース・バナー博士に助けを求めることに。
一方、ニューヨークでは新たな脅威が迫っていました。
大切な人を守るため、そしてスパイダーマンとしての責任を果たすため、ピーターは再び困難な選択を迫られます。
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の見どころ
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』では、迫力あるアクションはもちろん、すべてを失ったピーターの葛藤や成長も丁寧に描かれています。
ここでは、作品をより楽しむために注目したい3つの見どころを紹介します。

孤独になっても戦い続けるピーター・パーカー
トム・ホランド版のピーター・パーカーは、もともとはヒーローに憧れる普通の高校生でした。
トニー・スタークとの出会いや数々の戦いを通して、失敗や喪失を経験しながら、少しずつヒーローとしての責任を学んできたピーター。しかし前作ではメイおばさんを失い、さらに世界を救うため、MJやネッドを含むすべての人の記憶から自分の存在を消すという大きな犠牲を払いました。
今作のピーターは頼れる人もなく、自ら作ったスーツを身につけて一人で街を守り続けています。
スパイダーマンを象徴する言葉として知られる「大いなる力には、大いなる責任が伴う」。すべてを失ってもヒーローであり続けるピーターの姿を見ると、この言葉がこれまで以上に重く感じられるでしょう。
MJ・ネッドとの絆の行方
ピーターにとって大切な存在だったMJとネッド。しかし、『ノー・ウェイ・ホーム』でピーターに関する記憶を失った二人にとって、今のピーターは知らない人です。
今作ではピーターが二人と再会しますが、かつてのような関係に簡単に戻れるわけではありません。
それでも、これまで築いてきた絆は本当にすべて消えてしまったのか。ピーターとMJ、ネッドの関係がどのように描かれるのかも、今作の注目ポイントです。
「人間ピーター・パーカー」の葛藤と成長
今作で描かれるのは、単純な「ヒーロー対ヴィラン」の戦いだけではありません。
孤独を抱えながら戦い続けるなかで、ピーターは自分の感情や力をコントロールすることが難しくなっていきます。そして、自分自身のなかにあるものとどう向き合うのかという新たな問題に直面します。
劇中では、ピーターがブルース・バナー博士に「悪い部分だけを取り除いて、良い部分を残すことはできるか」と尋ねる場面も登場します。
スパイダーマンとしてさらに強くなることだけではなく、一人の人間として自分自身や周囲の人とどう向き合うのか。これまでのシリーズでさまざまな経験を重ねてきたピーターの、新たな成長にも注目です。
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の名言・英語フレーズ10選
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』には、ピーターの葛藤や成長が伝わる印象的なセリフが数多く登場します。
ここからは、劇中の名言を取り上げながら、日常会話でも役立つ英語表現や文法を解説します。
※ここからは『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』本編のネタバレを含みます。
1. You don’t remember me, but we used to know each other.
「君は僕のことを覚えてない。でも、昔は知り合いだったんだ。」
🔎 ポイント:used to ~
「used to + 動詞の原形」は「以前は~していた」「昔は~だった」という、過去の習慣や状態を表す表現です。現在はその状態ではない、というニュアンスを含みます。
例文:We used to work together.
(私たちは以前、一緒に働いていました。)
💡 前作でピーターに関する記憶を失ったMJやネッド。かつて大切な関係だった二人に対する、ピーターの切ない思いが表れたセリフです。
2. Something bad was going to happen and the only way to stop it was to make everyone forget about me.
「とんでもないことが起ころうとしていて、それを止めるには、みんなの記憶から僕を消すしかなかった。」
🔎 ポイント:the only way to ~
「the only way to ~」は「~する唯一の方法」という意味です。「The only way to A is to B」の形で、「Aする唯一の方法はBすること」と表現できます。
例文:The only way to improve is to keep practicing.
(上達するには、練習を続けるしかありません。)
💡 ピーターが前作で下した決断について語る場面です。「forget about ~」は「~のことを忘れる」という意味で、日常会話でもよく使われます。
3. Because I’m not just Peter Parker, I’m… Spider-Man.
「だって僕は、ただのピーター・パーカーじゃない。スパイダーマンなんだ。」
🔎 ポイント:not just ~
「not just ~」は「単なる~ではない」「~だけではない」という意味です。「not just A, but (also) B(AだけでなくBも)」という形でもよく使われます。
例文:She’s not just my coworker. She’s my friend.
(彼女はただの同僚じゃない。友達なんです。)
💡 孤独になってもヒーローとして生きるピーターの覚悟が感じられるセリフです。普通の青年「ピーター・パーカー」とヒーロー「スパイダーマン」という二つの自分の間で揺れる、今作のテーマにもつながっています。
4. And sometimes Spider-Man has to do the hard thing, even if it breaks Peter Parker’s heart.
「そして時には、ピーター・パーカーの心が傷つくとしても、スパイダーマンはつらい選択をしなければならない。」
🔎 ポイント:even if ~
「even if ~」は「たとえ~だとしても」「~であっても」という意味で、ある条件にかかわらず行動することを表します。
例文:I’ll go even if it rains.
(たとえ雨が降っても行きます。)
💡 「do the hard thing」は直訳すると「難しいことをする」ですが、この場面では「つらくても必要な決断をする」というニュアンスです。大切な人を守るために何度も犠牲を払ってきたピーターだからこそ、重みを感じる言葉です。
5. I’m losing my mind. I am totally out of control.
「頭がおかしくなりそう。完全に制御不能だ。」
🔎 ポイント:lose one’s mind / out of control
「lose one’s mind」は直訳すると「正気を失う」で、「頭がおかしくなりそう」「どうにかなりそう」といった意味で使われます。
「out of control」は「制御できない」「手に負えない」という表現です。
例文:I’m losing my mind with all this work.
(仕事が多すぎて、どうにかなりそう。)
例文:The situation is getting out of control.
(状況が手に負えなくなってきています。)
💡 MJをめぐる感情の揺れなどから自分をコントロールできなくなり、身体にも異変が起こり始めたピーターのセリフです。
6. Could you get rid of the bad aspects but keep the good?
「悪い部分だけ取り除いて、良い部分は残せますか?」
🔎 ポイント:get rid of ~
「get rid of ~」は「~を取り除く」「~を処分する」という意味の頻出表現です。物だけでなく、問題や習慣などにも使えます。
例文:I want to get rid of this bad habit.
(この悪い習慣をなくしたいです。)
💡 自分に起きている変化に悩んだピーターが、ブルース・バナー博士に助言を求める場面です。「keep the good(良い部分は残す)」との対比にも注目してみましょう。
7. How would you decide what parts of nature are good or bad?
「自然のどの部分が良くて、どの部分が悪いか、どうやって決めるんだ?」
🔎 ポイント:How would you ~?
「How would you ~?」は「あなたならどう~しますか?」と、仮定の状況について相手の考えや方法を尋ねるときに使える表現です。
例文:How would you handle this situation?
(あなたならこの状況にどう対処しますか?)
💡 「悪い部分だけを取り除けないか」と尋ねるピーターに対して、バナー博士が返した言葉です。何を「良い」「悪い」と判断するのかという、今作のテーマにもつながる問いかけになっています。
8. I’m sorry! But you’re in danger. You just have to trust me.
「ごめん!でも君は危険なんだ。僕を信じて。」
🔎 ポイント:have to ~ / trust ~
「have to ~」は「~しなければならない」という意味です。「just」を加えた「You just have to ~」は、状況によって「とにかく~して」「~しさえすればいい」といったニュアンスになります。
「trust」は「~を信頼する」という意味です。
例文:You just have to trust me.
(とにかく私を信じて。)
💡 危険が迫るMJを守るため、ピーターが彼女のもとを訪れる場面。ピーターを覚えていないMJに「信じて」と訴えなければならないところにも、二人の現在の関係が表れています。
9. If you’re gonna do something, you better do it now!
「やるなら今やれ!」
🔎 ポイント:gonna / (had) better ~
「gonna」は「going to」をくだけた形で表したもので、日常会話で頻繁に耳にします。
「had better ~」は「~したほうがいい」という意味ですが、単なるアドバイスよりも「そうしないと困ったことになる」という強いニュアンスを持つことがあります。
会話では「had」が省略され、「You better ~」の形で使われることもあります。
例文:You better hurry.
(急いだほうがいいよ。)
💡 フランク・キャッスルがピーターを鼓舞する場面のセリフです。短いフレーズですが、迷っている相手の背中を強く押すような勢いがあります。
10. Love you because you’re you. Never forget that. No matter how powerful you’ve become.
「あなただから愛しているの。それを忘れないで。どれだけ強くなったとしても。」
🔎 ポイント:because you’re you / no matter how ~
「because you’re you」は直訳すると「あなたがあなた自身だから」。肩書きや能力ではなく、「その人自身だから」という気持ちを伝える表現です。
「no matter how + 形容詞」は「どれだけ~でも」「どんなに~であっても」という意味です。
例文:No matter how busy I am, I’ll make time for you.
(どれだけ忙しくても、あなたのために時間を作ります。)
💡 メイおばさんが記憶の中でピーターに語りかける言葉の一部です。その後、ピーター自身も同じ思いをジーンへ伝えます。スーパーヒーローとしての「力」ではなく、その人自身に目を向ける、今作を象徴するセリフの一つです。
動画でチェック
今回紹介したセリフは以下の2つの動画から確認できます。ぜひチェックしてみてください。
日本版主題歌はMrs. GREEN APPLE「Brand New」

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の日本版主題歌には、Mrs. GREEN APPLEが本作のために書き下ろした「Brand New」が起用されています。
楽曲には、孤独や愛、誰かを救うこと、痛みを抱えながらも前へ進んでいくことなど、今作のピーター・パーカーの物語と重なるテーマが散りばめられています。
なかでも印象的なのが、「五感」という言葉です。スパイダーマンには危険を察知する「スパイダーセンス」がありますが、ここで描かれているのは、あくまでも人間が持つ五感。ヒーローとしての特殊な力ではなく、一人の人間として誰かを救おうとするピーターに焦点を当てた表現とも感じられます。
また、スパイダーマンがウェブ・シューターを放つ際の手の形と、「I love you」を意味するハンドサインが重なることに大森元貴さんが着目し、歌詞にも「I love you」という言葉が取り入れられています。
疾走感のあるサウンドのなかでは、スパイダーマンのウェブを思わせるようなストリングスも印象的です。歌詞だけでなくサウンドにも注目すると、ニューヨークのビル群をスイングするスパイダーマンの姿を思い浮かべながら楽しめるでしょう。
まとめ
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』には、ピーターの葛藤や成長が伝わる名言だけでなく、日常会話でも使える英語表現が数多く登場します。
「used to ~」や「even if ~」「get rid of ~」「no matter how ~」など、今回紹介したフレーズは普段の英会話でも活用できるものばかりです。
映画やドラマを使った英語学習の魅力は、単語や文法だけでなく、登場人物の感情やシーンと一緒に表現を覚えられること。お気に入りのセリフがあったら、実際の発音やイントネーションにも注目しながら、声に出して練習してみてください。
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コンテンツ監修者:Eri
