「すぐに」を英語でいうと?”soon”以外の表現方法や使い分けについて解説!

すぐに、英語、soon

上司から急ぎの仕事を振られた時、日本語であれば「はい、すぐやります!」と言うことも少なくないですが、英語では何と言うのでしょうか? soon や shortly はすぐにでてきますが、実はまだまだたくさんの言い方があります。
 今回はすぐに使える「すぐに」の言い回しをご紹介していきます。

英語辞書で「すぐに」と調べると?

英語辞書で「すぐに」を調べると以下のような表現が出てきます。

at once
before long
directly
immediately
in a minute
instantly
now
presently
right / right away ( off ) / right now
shortly
soon 

 このように、かなりの数が出てきます。
 ですが表現ごとに緊急度の違いがあり、いつも soon を使えば意図したことが伝わるわけではありません。
 次章ではニュアンスの違いや使い分けを紹介していきます。

ニュアンスごとに異なる「すぐに」を徹底解説!

それでは、実際に「すぐに」を表す単語・フレーズを例文と一緒にご紹介していきたいと思います。

at once 

上司が部下に指示を出したり、子供を叱る時に使われる表現です。緊張度・緊急性共に高い表現となります。

Jack, please have this done at once.

ジャック、すぐにこれをやってくれ。

My boss advised me to finalize my report at once.

上司にこのレポートをすぐに仕上げるように言われたんだよ。

before long

「すぐに」という意味がある他、「まもなく」や、「やがて」という意味があります。 文字通り、「時間が長くかかるまでもなく」というニュアンスです。 soon と言い換えて紹介されることが多い表現です。

The weather will improve before long.

そのうち天気も良くなるでしょう。

directly 

副詞及び接続詞で「(〜すると)すぐに」という意味があります。やや古い表現なので、あまり見かけることは多くはないかもしれませんが覚えておいて損はない表現です。

Please come directly after you finish your work.

仕事が終わり次第来て下さい。

immediately

こちらも「すぐに」という意味を表す単語です。他のすぐにの表現に比べてよりフォーマルな印象です。また、緊急性も高く、ビジネスシーンで「すぐに対応してくれ」「すぐにお客様に対応してくれ」など言いたい時に使われます。

Please reply to this letter immediately.

至急ご返事下さい。

We have to deal with this immediately.

すぐにこれに対処しないといけない。

in a minute/second/moment

in a minute/ second/moment で「すぐに」という意味を表します。 minute は分、 second は秒を表しますが、 second の方が時間間隔の短さから緊急度が高くなります。

I’ll come along in a minute.

すぐそっちに行くよ。

instantly

「即座に」「間を置かずに」という意味があります。

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The man answered almost instantly.

男はほとんど間を置かずに答えた。

now

now は「今」、「現在」という意味で使うことが多いですが、ここから「(今)すぐに」という意味に派生し使われることがあります。

No, I want to discuss it now.

いや、話そう。

presently

soon の言い換えとして紹介される単語です。やや古く、改まった言い方なので目にする機会はそれほど多くはないでしょう。
通常、「目下」や「現在」という意味で使われます。

Angela is presently looking over the details.

アンジェリーナはまもなくやってくるでしょう。

right / right away ( off ) / right now

 right はアメリカでよく耳にする単語です。 right + ◯◯ のような形で使われることが多く、「すぐに」という意味では right away や right now が使われます。right now は時のごとく「ちょうど今」、 right away right now と意味がほぼ代わりませんが、返事のように使われる事が多い表現です。日本語でいうと「はい、すぐに。」という感じ。
例文でそれぞれ確認してみましょう。

Do I need to do this right now?

今すぐやらないといけませんか?

A : Could you bring us some more tea?

B : Yes, right away.

A : お茶をもう少し持ってきてくれませんか?

B : はい、すぐにお持ちします。

shortly 

soon よりも若干固い表現ですが、同じくらい高頻度で使われる単語です。シチュエーションを選ばずに使える便利な単語です。
「すぐに」以外の意味では、「簡単に」や「手短に」(= briefly ) があります。

I’m going to get married shortly after we return. 

この度結婚することとなりました。

The president will be available shortly.

すぐに社長が参ります。 

soon

一番はじめに思いつく「すぐに」がこの soon ではないでしょうか?意味としては「すぐに」ですが、緊急性は実はそれほど高くはありません。
「そのうち」や「まもなく」と訳されることもあり、余裕が感じられる表現です。

I heard a rumor when I was abroad that he was coming back soon.

私は彼が近々復帰するって話を聞いたよ。

The police will find the criminal soon.

警察はすぐに犯人を捕まえるだろう。

VoiceTube おすすめ動画で「すぐに」の使い方を確認!

ここまで色々な単語・表現方法を勉強してきました。最後に動画を見て、実際に使われているシーンを見てみましょう!

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今すぐやめた方がいいこと (Things You Should Stop Doing Now!)

まとめ 「すぐに」の使い分けを理解して、使いこなそう!

 たくさんの「すぐに」をご紹介しました!
soon や immediately は見慣れている単語かもしれませんが、ニュアンスがそれぞれ異なります。仕事などで意図したことが伝わらないことがないよう、意味をそれぞれ把握し、正しく意図を伝えられるようになりましょう!
 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ライター / Shinichiro
画像 / Jon Grogan, CC Licensed

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