アースデイってなに？アースデイの由来や環境問題に関する英語を紹介

最終更新日: 2022年04月18日

毎年 4 月 22 日は地球や地球環境について考える「アースデイ（地球の日）」です。
皆さんは、わたしたちが住むこの美しい星「地球」の未来について考えたことはありますか？
この記事では、アースデイの由来や環境問題に関する英語を紹介します。

アースデイは英語でなんていうの？

アースデイは英語で Earth Day と表記します。日本語では英語の発音を使って「アースデイ」と表記したり、「地球の日」と訳したりします。また、国連ではこの日を International Mother Earth Day「国際母なる地球デー」と制定しています。

アースデイの由来は？

アースデイが最初に誕生したのは 1970 年のアメリカです。市民運動が盛んだったこの時期に、アメリカのゲイロード・ネルソン上院議員は、地球が抱えるさまざまな問題に対して若者たちにもっと関心をもってもらおうと、４月22日を「アースデイ（地球の日）」と制定しました。4月は春なので気候的に過ごしやすく、また4月22日は当時は水曜日で、休みでも試験期間中でも祝日でもないため学生が参加しやすい日程だったことから、この日に決まりました。

この4月22日の「アースデイ集会運動」はのちに全世界に広まり、現在でも毎年4月22日には、ごみ拾い活動やフリーマーケット、シンポジウムの開催などが行われます。

ボイスチューブで「アースデイ」に関する紹介動画を見て、さらに理解を深めましょう！

【アースデイ】私たちの地球、私たちの家

知っておくべき地球環境に関する英単語

Carbon Footprint 「カーボンフットプリント」

直訳すると「炭素の足跡」という意味です。食品などを購入した際に、パッケージに足跡がついているのを見たことがあるでしょうか？
これは1つの商品における原料の採掘や栽培、製造、加工、包装、輸送、および、購買・消費されたあとの廃棄に至るまでの、それぞれの段階で排出された温室効果ガスである二酸化炭素 (CO2)などの総合計を重量で表しています。

カーボンフットプリントに関する動画をボイスチューブで見て、さらに理解を深めましょう！

自分が手にしている食品のCO2排出量がわかりますか？

Reusable Cup「再利用できるカップ」

プラスティックのゴミを減らすためにコーヒーなどの飲み物をテイクアウトする際は reusable cup 「再利用できるカップ」を利用しましょう。「使う」を意味する use に「可能」を表す -able 、「再び〜する」を表す re- をつけることで reusable 「再利用可能な」という意味になります。

他に、「エコバッグ」は reusable bag 、「マイ箸」や「マイフォーク」などは reusable cutlery と言います。お気に入りのものを見つければ、エコ活動がもっと楽しくなりますよ。

Environmentally Friendly 「地球環境に優しい」

friendly は「友好的な」という意味以外に「〜に配慮した、〜に優しい」という意味もあります。例えば child friendly「子どもに優しい」というように使います。地球環境に優しい製品は英語で Environmentally Friendly Products と表記します。物を買うときにその製品の原材料や生産過程が地球環境に配慮しているものか意識するだけでも、エコへの大きな1歩となります。

Sustainable 「持続可能な」

環境問題といえば、最近ではこの sustainable 「持続可能な」という単語を耳にすることが多いことでしょう。「持続させる」という意味の動詞 sustain に「可能」を表す -able を付けてできた形容詞です。名詞は Sustainability と表記します。

国連では 17 のゴール・169 のターゲットから構成された SDGs：Sustainable Development Goals 「持続可能な開発目標」を掲げ、2030 年までに持続可能でよりよい世界になることを目指しています。新聞などにもよく登場する単語なので、しっかり覚えておきましょう！