「a lot of」と「many」の違いとは?「多い」を表現する英語の使い方

最終更新日: 2022年03月11日

a lot of, many, 違い, 多い, 英語

「多い」を表す表現はたくさんありますよね。高校までだと a lot of や many 、 much などを勉強してきましたと思いますが、実はもっとあります。今回は色々な「多い」を学んでいきましょう。

代表的な「多い」の英単語をチェック!
many と much , a lot of の違いは?

 まずは高校までに習った量的に多いことを表す表現である a lot of と many 、 much の違いを見ていきましょう。

VoiceTube 英語学習 アプリ

① many と much  の違い

修飾する名詞が可算名詞か不可算名詞かという点です。many は数えられるものを修飾するのに対して、 much は数えられないものを修飾します。ここで、代表的な不可算名詞(数えられない名詞)を見てみましょう。

water(水) 

gas(ガス)

money (カネ)

salt(塩)

 furniture(家具)

 jewelry(宝石)

 equipment (装置)

information(情報)

purchase(購入)

 これらが代表的な不可算名詞です。よく「家具は数えられるんじゃないの?」と思われる方がいらっしゃいますが、これは総称だからです。テーブルやイスには a table, a chair とそれぞれに個別の名詞がありますよね。
 また  room や purchase のように不可算名詞と可算名詞で異なった意味をもつ紛らわしい単語もあります。ちなにみ purchase について、不可算名詞では「購入そのもの」、可算名詞では「購入物」という意味があります。

There is a lot of  furniture in this room.
この部屋には家具がたくさんある。

How much water does that tank contain?
あのタンクにはどれくらいの水が入っているの?

 many は可算名詞(数えられる名詞)を修飾するんでしたね。

We’ve known each other for many years.
私達は年の付き合いだ。

How many stories does the building have?
そのビルは何階建てですか?

So many countries, so many customs.
所変われば品変わる。

② a lot of は many, much とどう違う?

 それでは、 a lot of はいつ使うのでしょうか?
 実は a lot of は可算名詞、不可算名詞どちらにも使うことができるんです。つまり、 many としても、 much としても機能します。すごく便利な表現で、間違えたくないシーンでは a lot of を使うと良いでしょう。
強いていうのであれば、 many や much よりも口語的な表現です。

I was feeling a lot of anxiety about losing my job.
職を失うかもしれないという大きな不安を抱いていました。

This job took up a lot of my free time, although I managed to finish it in the end.
その仕事にはかなり手間取ったよ。結局なんとかやりきったけどね。

This magazine channel covers a lot of different topics.
この雑誌は色々な話題を扱っている。

much / many と a lot of の違いをボイスチューブの動画で復習して、さらに理解を深めましょう!

alot

色々な「多い」や「たくさんの」を使った表現

lots of

a lot of から連想されます。 a lot を lots にすることで、もっと多く、もっとカジュアルな表現になります。

There are lots of flaws in his theory.
彼の理論は粗が目立つな。

a bunch of

bunch には「束」や「一団」、「束になる」という意味があり、同じようなものがいくつも集まっている状態を表します。 例えば a bunch of bananas (バナナの房)や ~  keys (鍵の束)、 ~ elephants ( ゾウの群れ ) のように使われます。

I’m thinking of presenting her with a bouquet of roses for her birthday.
彼女にバラの花束を贈ろうかと考えているんだ。

(dozens and) dozens of

dozen とは日本語の 「ダース(12個)」という意味で、「数十の」「たくさんの」という意味を強調する表現です。dozen を重ねて、 dozens and dozens of ~ とすることで、更にたくさんであることを強調する場合もあります。

Dozens of young people attended the demonstration and got injured.
多くの若者がデモに参加し、怪我をした。

a lump of

lump には「(小さな)かたまり」や「角砂糖 ( lump sugar )」 という意味がありますが、俗語として「たくさんの」という意味もあります。

If you get a large lump sum of cash, what will you do with it?
もしもたくさんのお金があったら、何する?

plenty of

plenty は lack (欠いている)の逆で、「十分な」や「たっぷりの」という意味があります。否定文では使わないのでご注意を。

Getting plenty of sleep is really helpful for lowering your stress level.
十分な睡眠は睡眠はストレスを低下させるのにとても役立ちます。

a ton of

ton とは重量単位を表す単語です。私達も 1000 kg にことを 1 トンと言いますよね。この意味から英会話においてはくだけて「多量の」、「たくさんの」という意味で使われます。 a ton になると副詞的に「とても」という意味でも使われます。

I get a ton of e-mails from our clients every day.
毎日山のようにクライアントからメールが来る。

Thanks a ton.
本当にありがとうね。

「多い」にはこんなにたくさんの言い回しが!

 この記事では、たくさんの「多い」の表現方法をご紹介しました(笑)。本当にたくさんありますよね。
今回取り上げなかったものの他にも、 a large number of や a great deal of などまだまだあります。もしもご興味をお持ち頂けましたら、ぜひご自分でも調べてみてください!

楽しく生きた英語を学びたいなら、VoiceTubeアプリ!

新しい動画を日英字幕付きで毎日更新!ニュース、アニメ、コメディー、教育などチャンネルも豊富で、気楽に楽しく英語を学べるから、毎日の英語学習が楽しくなる!

↓↓VoiceTubeアプリのダウンロードはこちらから↓↓

VoiceTube 英語学習 アプリ

 

ライター/ Shinichiro
画像/ Unsplash

Scroll to Top