最終更新日: 2023年05月16日
play innocent とは、プレイ イノセントと読み、この play は「振舞う/装う」、innocent は「無実の/純粋な」を意味し、play innocent で「とぼける」や「しらばくれる」というニュアンスになります。つまり、知っているのに知らないふりをするという意味です。そして、今回はその意味や類義語と対義語、使い方について例文付きで紹介します!
目次
play innocent の意味って何?
英語の「innocent」の言葉の起源はラテン語からだと言われています。そして、「イノセント」の「ノセント(nocent)」は、ラテン語の「nocere」を由来としており、「傷つける/害がある」という意味なのです。そこに否定を意味する接頭語「in」がついて、「無害」という意味が使われるようになりました。「無害」から派生して「無罪 / 無邪気 / 無垢」という意味でも使われるようになっていったのです。
動詞 play には、
- 遊ぶ/振舞う
- 演奏する/装う
- 試合する/参加する
などの意味があります。
形容詞 innocent には、
- 無罪の/無実の
- 純粋な/潔白な
- お人好しな/騙されやすい/世間知らずな
などの意味があります。
そして、動詞 play と形容詞 innocent が合わさって、「とぼける」や「しらばくれる」、「知らんぷりをする」という意味になります。
ただ、日本語の場合、「イノセント」が肯定的な意味で使われる場合が多いのに対して、英語では否定的な表現としても使われる場合があります。英語の「innocent」は「お人よしな」、「無知で単純な」という意味でも使われることも珍しくはありません。純粋無垢であることは美徳ですが、英語で表現する場合には、他の言葉を選んだ方が無難かもしれません。
innocent 類義語と対義語は何?
「innocent」の類義語とは?
無罪の「innocent」の類義語は「pure(ピュア)」となります。
純粋、けがれがないさま、まじりけのないさまなどとして使われる単語です。
下記がその例文です。
- This water is very pure.(この水はとても混じりけのない水です。)
- The child had a pure heart.(その子は純粋な心を持っていた。)
「innocent」の対義語とは?
無罪の「innocent」の対義語は「guilty(ギルティー)」となります。
有罪の、やましい思い(後ろめたい気持ち)などとして使われる単語です。
下記がその例文です。
- He is guilty.(彼は有罪です)
- I felt guilty about it.(それに対して後ろめたい気持ちでした)
play innocent どんな時にどうやって使う?
例えば、ペンが行方不明にー
A:Don’t play innocent with me.
(しらばっくれないでよね。)B: What do you mean?
(どういう意味?)A:I know you lost my pen!
(私のペンをなくしたの、知ってるんだから!)
例えば、会議にてー
A:What happened to the meeting notes?
(議事録はどうなった?)B:I don’t know.
(分かりません。)A:Are you playing innocent now?
(とぼけてるの?)
このように、知っているのに知らないふりをしている相手に対して、「とぼけてるの?」や「しらばくれないでよね。」と言います。
ネイティブスピーカーも実際に使ってる✨ play innocent の使い方を、もう一度、ボイスチューブの動画でおさらいしてみましょう!
今回は play innocent について紹介しました。英語が上達するには、フレーズを覚えるのが一番の近道なので、この記事で意味や使い方を覚え、実際にネイティブスピーカーとの会話に活用してみましょう!
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