【また】を英語でいうと?文頭で使える「また」の英語表現をご紹介!

最終更新日: 2022年03月16日

また 英語 接続詞

「また」という接続詞は英語では文脈により、様々な表現があります。日常的な場面でのカジュアルな会話、ビジネスなどで丁寧な言い回しなど、状況別で単語も異なります

「また」を英語で言うと?

「また」を英語で言うと、also, too, besides, moreover…etc など様々な表現があります。詳しくは文章を続けて読んでみましょう!

接続詞「また」を英語で表現する方法を説明します

まず文頭、文中、文末とどの部分に「また」という意味合いを持ってくるかで使われる単語は変わってきます。相手によって、表現を変えることがよく用いられるのは文頭に持ってくる「また」です。

まず文中、文末に使われる「また」を紹介します。

文頭や文中で使える「また」の英語表現

1. also

“also” は文中にくることが好まれる「また」の意味になります。カジュアルな会話の中では、文頭の接続詞としても使われることもあります。最も使われることの多い表現です。

Also, we want to go to a cafe for tea and cake.
また、お茶とケーキを食べにカフェへ行きたいの。

This is Waimea, also known as Kamuela.
ここがワイメアで、またカムエラという名でも知られています。

I not only have to cook tonight, but I also have to babysit.
私は今晩料理を作るだけでなく、また子守りもします。

2. too

”too” にも「また」という意味があります。こちらは基本的に文末に使われる、もしくは並列して並べた単語の後に使われる単語です。

用法としては他にも「〜すぎる」という「過剰な程度」を表す副詞としても使うことができます。こちらの方がよく使われ得る表現です。

Do you like smart men, too?
きみもまた、頭がいい人が好きなの?

Are there battledores with our faces, too?
ぼくたちの顔がついている羽子板もまたあるのかな?

You worry too much.
心配しすぎだよ。

3. and

「そして、また」の意味で「and」が使われます。

Joe is smart and thoughtful.

ジョーは頭が良くて思慮深い。

4. or

「どちらか、いっぽうで」といった意味で接続詞「or」が使われます。

Which does Sherry like better, chocolate or eclaire?

シェリーはチョコレートとエクレア、どっちが好き?

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他の文頭で使える「また」の英語表現

次に文頭で接続詞として使われる「また」の表現を見ていきましょう。

使う言葉によってはかなりカジュアルな言い方だったり、また硬い印象を当たることもあるので、それぞれのニュアンスを理解してぜひ使い分けてみましょう。

1. besides

日常会話のくだけた状況で使われる傾向のある表現です。その後に続けて理由などを述べるため、直前の文に簡単な内容を追加で加えるときに使うのが自然な使い方になります。

It’s too cold to go out now. Besides it’s starting to snow.
今出かけるには寒すぎる。さらにまた、雪まで降り始めた。

I got lost on the mountain, and besides, I lost my cell phone.
その山で道に迷いました。また、携帯電話も失くしてしまいました。

ロードオブザリングの予告編で besides の使い方をチェック!

besides

2. moreover

besideと同じく、直前の言ったことに追加で情報を付け加える際に使われます。besides と moreover の違いは丁寧さにあります。

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友達や同僚などとのカジュアルな日常会話では、besides が好まれ、仕事などのフォーマルな場では moreover が好まれます。

He was cool, and moreover, he was single.
彼は格好良いし、さらに、独身だった。

Moreover, another tax increase is scheduled for next year.
さらに、来年にも値上げが予定されています。

接続詞「また」の英語表現

A as well as B

「B だけでなく A もまた」「 A も B も」という使い方ができます。他にも、「〜のように上手く」という表現もできます。

A teacher should entertain as well as teach.

教師は教えるだけでなく、楽しませることも必要です。

I can’t swim as well as him.

私は彼のようにうまく泳げません。

once more

「再び・もう一度」という意味の「また」です。again 単体よりも「再び」を更に強調する表現になります。

I’ll repeat the question once more.

もう一度質問を繰り返します。

once again

上記の once more と同じく、「再び・もう一度」という意味です。こちらも同様に again 単体よりも「再び」を更に強調する表現です。

She started once again on the steep upward climb.

彼女は再び急な上り坂を登り始めた。

likewise

「同様に・その上」という意味です。文中で用いられる他に、likewise 単体で “me too.” や “you too.” と同じように、「こちらこそ」「あなたもね」と言いたい時に使うこともできます。

Her speech and her manner likewise upset me.

彼女の話し方と態度もまた私を動揺させた。

Have a nice day! − Likewise!

良い1日を! − あなたもね!

以上、「また」の用法や使い方の紹介でした。

状況や文脈などに応じて色々なそれぞれ適切な表現が異なるため、使い方を理解して取り入れてみてください。

使いこなせるとあなたの英語の表現の幅が広がることは間違いないので今回紹介した例文を参考にしてぜひ実践の英会話でも役立ててみてください。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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文/ Aki
翻訳/ Aki
画像/Volodymyr Hryshchenko, CC Licensed 

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