【英会話】「授業をサボる」「有給を取る」って英語で何て言う?英語で表現しにくい日本語 第3弾!

日本語では日常的に頻繁に使用するのに、それをいざ英語で話したり書いたりしようとすると
「あれ…これって英語ではどう言うのだろう…」とすっかり固まってしまった経験は
恐らく英語学習者であれば誰だって一度や二度はあると思います。
そこで今回はそんな英訳しにくい表現を色々と集めてみました!
どれもパッと見ではついつい考え込んでしまうような強者ばかりなので、
是非皆さんもこの機会に覚えてみて下さい!

有給休暇 英語 さぼる 英語

日常に関する表現

1. (finger) nail clippers 爪切り

日常的に使う道具ですが意外とすんなりとは出てこない単語だったりします。

Can I borrow your (finger) nail clippers?
爪切りを貸してもらえませんか?

2. ear pick 耳かき

ちなみにこちらは木製の耳かきの意味で、「綿棒」と言いたい時は cotton swab と表現するので両方覚えておくと便利ですよ♪ アメリカでは綿棒の方が主流となっています。

Do you have an ear pick (a cotton swab) ?
耳かき (綿棒) を持っていませんか?

3. all-you-can-eat 食べ放題

間にハイフンを使用することで「食べ放題の」という意味の形容詞として使用します。

I went to many all-you-can-eat restaurants last year.
私は昨年たくさんの食べ放題レストランに行きました。

4. It can’t be helped./ I (We) have no choice. しょうがないなあ

どちらも直訳すると「助けようが無い」「選択肢が無い」となり、意外と英語もそのままストレートに表したものが多いことが分かりますね!

A: Our company will go bankrupt in a few years.
A: 僕たちの会社あと数年で倒産するだろうね。
B: Well… it can’t be helped.
B: うーん…それは仕方ないね。

5.  What a Pain! / What a hassle! 「めんどくさい」

ずばりとニュアンスが一致する単語が無いので、英文で表現します。答えとしては、I can’t be bothered. / What a Pain! / What a hassle! などが挙げられます。(めんどくさくて) ~する気にならないという場合は、I don’t feel like ~ing を使用しても良いですね!

I can’t be bothered to do everything today.
今日は何をするにもめんどくさい。(何もしたく無い)

【TED】持つ勇気がない夢 (The dream we haven’t dared to dream | Dan Pallotta)
bothered

6. skip/ cut さぼる

これも日本語のニュアンスをそのまま表したような分かりやすい単語ですね!難しく考えずにできる限りシンプルに表現していきましょう。

I want to skip the next class because it’s boring.
次の授業はつまらないからさぼりたいなぁ….

仕事に関する表現

7. paid vacation (holiday) 有給休暇

お金が paid (支払われている) 休暇ということですね!これを説明しようと思えばかなり長い英文になってしまいそうですが、この表現を覚えていれば一発です!

I’m on a paid vacation (holiday). I will travel abroad for a few days.
私は今、有給休暇中です。数日間海外旅行に行く予定です。

フランスの生活は一体どんな感じ?(What Is Life Really Like In France?)
paidvacation

8. overtime work 残業

勤務時間外の仕事なのでまさにそのまま表現した形なので覚えやすいかと思います!ちなみに残業代は overtime pay、 サービス残業は unpaid overtime と言うので、余裕があれば一緒にセットで覚えておきましょう!ちなみに定時は the fixed time (決まった時間) と表現します。

I must do overtime work today. I won’t leave the office at the fixed time.
私は今日、残業をしなければならない。定時には帰れないだろう。

【ビジネス英語】仕事に関する英単語の解説 (English Vocabulary: Talking about WORK)
overtime

料理の味に関する表現

 9. heavy/ rich こってりした

日本語では料理の味を表現する際によく使いますが、意外と英語になると出てこない単語の1つと言えます。heavy は「胃にもたれる」=「重たい」と考えても良いですね!

I don’t like heavy (rich) food.
私はこってりとした料理は好きではありません。

10. light/ refreshing/ not too heavy さっぱりした

上記のこってりしたという単語を「heavy」と覚えておけば反対の「light」がさっぱりしたに当たるので覚えやすくなります。

I feel like eating a light food today. Do you have any restaurant you recommend?
今日はさっぱりした料理が食べたいなぁ。どこかおすすめのレストランはありませんか?

体調に関する表現

11. I feel sluggish 体がだるい

ちなみに単純に何か仕事や作業をした結果、疲れて物憂い場合は listless を使います。

I want to take a day off because I feel very sluggish.
今日は体がすごくだるいから、一日休みを取りたい。

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sluggish

12. My shoulders are stiff./I have a stiff shoulders. 肩が凝っている

デスクワークが主体となる事務系の仕事の人はかなりの頻度で使用する言葉ではないでしょうか。

I have a stiff shoulders today so I want to put a poultice on my shoulders soon.
今日は肩が凝っているから、肩に湿布をすぐに貼りたい。 

さて、今回は私たちが日常的に使う単語や表現を12個ほど簡単に紹介してみましたが、皆さんはどのくらい英訳できましたか?改めて見てみると意外に日本語をそのまま単純に表現したような単語が多いことに気が付くのではないでしょうか。

こうした表現はどうしても普段から机上の勉強だけに終始しているとなかなか定着しません。ですから一度覚えてから、実際の英会話や普段の英文音読の中でどんどん積極的に使用してみると定着が非常に早くなります!

今回紹介したような日本語特有の表現がすらすらと英訳出来れば、会話などでも表現の幅が大きく広がることは間違いありません!早速、今日から使ってみて下さい。

ライター/ VoiceTube Japan
編集/ 川岸 永理奈
画像/ PEXELSCC licensed