シャドーイングは効果ない?正しいやり方や続けるコツを徹底解説

最終更新日: 2026年06月30日

eyecatch

「シャドーイングは効果ないって本当?」
「英語学習に取り入れているけど、なかなか上達を実感できない…」

シャドーイングは、リスニング力やスピーキング力の向上に効果的な英語学習法として知られています。しかし、教材選びや学習方法を間違えると、思うような効果を感じられず挫折してしまうことも少なくありません。

実際には、シャドーイングそのものに問題があるのではなく、自分のレベルに合わない教材を選んでいたり、発音や理解度を確認せずに取り組んでいたりするケースがほとんどです。

そこで本記事では、シャドーイングで得られる効果や「効果ない」と言われる理由、初心者でも続けられるコツ、正しいやり方まで詳しく解説します。おすすめのアプリも紹介しているので、これからシャドーイングを始めたい方や、学習方法を見直したい方はぜひ参考にしてください。

シャドーイングとは?

シャドーイングとは、英語で Shadowing と書きます。その名の通り”Shadow (影)” のように、聞いた音声のすぐ後を追いかけて読み上げるトレーニングです。このトレーニング方法は、元々は同時通訳者の訓練方法として使用されていました。

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「聞いた」ものを、そのまま正しく「話す」トレーニングであるため、同時に2つのことをやる必要があります。そのことから難易度が高く、途中で挫折してしまう人が多いのも事実です。ただし、適切にシャドーイングを行えば劇的に英語力が上がる英語学習方法です。

シャドーイング得られる4つの効果

シャドーイングで得られる効果を紹介します。

1. リスニング力が向上する


シャドーイングを繰り返していくと、自然と「聞く」→「内容を理解する」→「話す」のステップが行えるようになります。しかし、それをマスターする過程で非常に多くの英語を聞くこととなります。その結果、ネイティブの発話スピードの音声も聞き取れるようになるためリスニング力が向上します。

2. 英語の「音の構造」を理解できる


英語には独特の「音」があります。具体的には「書かれているのに読まれない音」や、フレーズとフレーズをつなげて読む「リンキング」などです。

例)書かれているが読まれない音
knight→発音は ”nάɪt” で、最初の ”k” は読まれません。

例)リンキングワード
fall in→そのまま読むと「フォールイン」ですが、実際には「フォーリン」とつなげて発音されます。

このような英語の「音の構造」を理解していないと、なかなか聞き取れずリスニングが難しく感じます。しかし、シャドーイングを行うことにより「どのように発音されているのか」しっかりと把握できるようになります。

3. スピーキング力が向上する


スピーキングが上達するには、「語彙力」「リスニング力」「瞬発力」の3つが欠かせません。シャドーイングを行うことで、この3つの力を効率良く伸ばすことができます。もちろん「聞く」ことがメインのトレーニングなので、リスニング力が高まることは当たり前ですが、単語もしっかりと聞き取れるようになります。単語は、聞き取れるようになると圧倒的に理解力が上がります。

4. 英会話の瞬発力が上がる


先述しましたが、英会話では瞬発力が大切になります。会話では、相手の話を聞いて、理解して、話す必要があるため、じっと考えている時間はありません。

シャドーイングは、聞いて直ぐに読み上げるため「瞬発力」が上がります。最初は流れてくる英語についていくのが精一杯だと思いますが、慣れてくれば内容をきっちり理解し、再生スピードに続いて読み上げることも可能になります。同時通訳者のトレーニングとして最適だということがわかりますね。

シャドーイングは効果ないと言われる4つの理由

シャドーイングは英語学習に効果的なトレーニングとして知られていますが、「効果を感じられなかった」という声も少なくありません。実際には、シャドーイングそのものに問題があるのではなく、やり方や教材選びが原因になっているケースがほとんどです。
ここでは、シャドーイングが「効果ない」と言われる主な理由を紹介します。

1. 教材が難しすぎる


シャドーイングで挫折してしまう理由のひとつが、自分のレベルに合わない教材を選んでしまうことです。
難しすぎる教材は聞き取れない単語や表現が多く、音声についていくだけで精一杯になってしまいます。内容を理解できない状態では、リスニング力やスピーキング力の向上につながりにくくなります。

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初心者の場合は、聞き流しても7割程度理解できる教材から始めるのがおすすめです。

2. 音だけ真似して内容を理解していない


シャドーイングは音声を真似して発話するトレーニングですが、音だけを追いかけていては十分な効果は期待できません。
分からない単語やフレーズを放置したまま繰り返しても、英語の理解力は向上しにくいためです。シャドーイングを行う際は、事前にスクリプトを確認し、意味や発音を理解したうえで取り組みましょう。

3. 学習期間が短い


シャドーイングは数日で劇的な変化を感じられる学習法ではありません。
英語の音に慣れたり、発音やリズムを身につけたりするには継続的な学習が必要です。特にリスニング力の向上を実感するまでには、数週間から数か月かかることもあります。
短期間で効果を判断するのではなく、まずは1か月程度を目安に継続してみましょう。

4. 発音や学習方法を客観的に確認できていない


独学の場合、自分では正しく発音しているつもりでも、実際には音のつながりやアクセントが異なっていることがあります。
また、苦手な発音や聞き取れていない部分に気づけず、同じ間違いを繰り返してしまうケースもあります。録音して聞き返したり、発音分析機能を活用したりすることで、より効率的に学習を進められます。

初心者がシャドーイングで挫折しない3つのコツ

シャドーイングは効果的な学習法ですが、難易度が高いため途中で挫折してしまう人も少なくありません。しかし、いくつかのポイントを意識することで、初心者でも無理なく継続できます。

1. 自分のレベルに合う教材を選ぶ


初心者がいきなりニュースや映画を教材にすると、聞き取れない部分が多く挫折の原因になります。まずは英語学習者向けの動画や、比較的ゆっくり話されている教材を選びましょう。
教材選びに迷った場合は、再生速度を変更できる動画教材や、スクリプト・字幕が確認できるコンテンツがおすすめです。

2. 1日15〜30分でも継続する


英語学習は継続が重要です。毎日1時間以上取り組む必要はありません。まずは1日15〜30分を目安に、無理なく続けられる学習習慣を作りましょう。
通勤・通学中に音声を聞き、帰宅後に実際にシャドーイングを行うなど、日常生活に組み込むのもおすすめです。

3. 発音や学習状況を定期的に確認する


シャドーイングは繰り返し練習することも大切ですが、自分の課題を把握することも同じくらい重要です。
録音してお手本の音声と聞き比べたり、AIによる発音分析機能や学習サポート機能を活用すると、自分の苦手な発音や学習状況を把握しやすくなります。
自分の成長を確認できると学習のモチベーション維持にもつながるでしょう。

シャドーイングにおすすめのアプリ2選

シャドーイングができるアプリは多々ありますが、どれを使用したら良いのかわからない!そんな方向けに、おすすめのアプリを紹介します。

1. VoiceTube


voicetube

シャドーイングでは「教材選び」「発音確認」「復習」の3つが重要です。VoiceTubeは、レベル別の動画選択、AIによる発音分析、復習機能を備えているため、シャドーイング学習を効率よく続けられます。

10万本以上の英語学習動画があり、映画やドラマ、ニュース、ビジネスなど幅広いジャンルから自分の興味やレベルに合った教材を選べます。レベルに応じた動画を提案してくれるAIコーチ機能もあるので、自分に合った教材がわからない人も安心して使用できます。さらに、動画の音声に合わせて字幕がハイライトされるので、音声を追いかけながら音読するシャドーイングにぴったりです!

shadowing

VoiceTubeで利用できる主な機能は以下の通りです。

・再生速度の調整
・字幕のハイライト機能
・英語字幕・日本語字幕の切り替え
・動画全文のスクリプト表示
・単語やフレーズの意味・例文確認
・AIによる発音分析機能
・ディクテーション機能
・AIコーチによる学習サポート
・学習履歴や復習機能

発音分析機能では、自分の発音を録音してスコア化できるため、改善点を客観的に確認できます。シャドーイングだけでなく、リスニング・語彙学習・スピーキング練習まで一貫して行えるため、英語を総合的に伸ばしたい方に適しています。

VoiceTube をみてみる👆

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【無料】英語学習アプリ VoiceTube(ボイスチューブ)とは?|リスニング・聞き流しに最適!

2. SHADOTEN


SHADOTEN は、まさにシャドーイングに特化したアプリです。特徴はシャドーイングした音声を送り、それに対してビジネス英語のプロがよかった点や改善点をフィードバックしてくれる点です。

また、サービス開始時にアプリ内でカウンセリングが受けられ、結果に合わせて適切な教材は提案してもらえます。LINE でサポートもしてくれるので、独学だと英語学習が続かない人にもおすすめです。無料体験も実施しているので、ぜひチェックしてみてください!

詳細はこちら >> https://www.shadoten.com/

シャドーイングの正しいやり方

それでは具体的なシャドーイングのやり方を説明します。ぜひ以下の手順にしたがってトレーニングしてみてください!

Step1. 音声を聞く


まずは音声に集中してしっかりと聞きます。シャドーイングは、流れてきた音声をコピーして読み上げることが目的のトレーニングです。「自己流のアクセントやイントネーションではなく、そっくりそのまま読み上げる必要があります。そのためにも、まずは音声に集中して、大まかな内容の理解と息継ぎの間やイントネーションなどを把握しましょう。

Step2. 英文を見ながら聞く


続いて、英文を見ながら音声を聞きます。ここで、1回目で聞き取れなかった単語や意味がわからないフレーズ、リンキングワードなどに印をつけましょう。長文の場合は、どこで息継ぎをしているのか、文章全体のイントネーションはどうなっているのか記号を書き入れるのもおすすめです。

Step3. 分からない単語やフレーズの意味を調べる


Step2 で印をつけた、意味がわからなかった単語やフレーズの意味を調べましょう。語彙力強化のトレーニングにもなります。

Step4. 英文を見ずに2〜3文ずつシャドーイングする


次に、英文を見ずに音声を聞いてシャドーイングを行います。しかし、一気に全文行うのではなく「2〜3文ずつ」取り組みましょう。Step1〜3 の過程で調べた単語やフレーズ、イントネーションが正しく理解できているか確認するのが目的です。

Step5. 正しく読み上げられなかった英文を確認する


恐らく2〜3文ずつと言えど、完璧に行える人は少ないはずです。Step5 では、Step4 で正しく読み上げられなかった部分を確認しましょう。そして「なぜ」読み上げられなかったのか分析を行います。もちろん英語学習において反復学習は必要不可欠ですので、一度で単語やフレーズの意味を覚えようとする必要はありません。Step5 では「なぜ」という部分の分析が目的となります。

Step6. 英文を見ずにすべてシャドーイングして録音する


そして、最後に英文を見ずに最初から最後までシャドーイングし、録音します。ここまでの段階で少なくとも3回は音声を聞いていて、知らない単語やフレーズも調べてカバーしているため、比較的スムーズに行えるはずです。ただし、自分の発音や癖は、客観的に聞いてみないと把握できない部分なので、録音して確認しましょう。

Step7. 録音と音源を聴き比べる


Step6 で録音した音声を聞いて、英文スクリプトをみながら正しく読み上げられていない部分に印をつけます。以降は、その部分だけの音声を改めて聞く→シャドーイングして音声を録音する→録音した音声と音源を聴き比べるという工程を繰り返していきましょう。

シャドーイングにおすすめの教材2選

シャドーイングにおすすめの教材を紹介します。

1. 英語シャドーイング100本ノック [音声DL付]


 特徴

  • 4段階別に計100本のトレーニングメニューが収録されている
  • 音の違いと発音の仕方が学べる
  • 英語特有のリズムに特化したトレーニングも
  • 日記形式の音声のシャドーイング
  • 1分間の名言シャドーイング

初心者でも難易度の高いシャドーイングに取り組めるように、4段階でトレーニングが組まれています。特につまずきやすい英語特有のリンキングや、書かれているけど読まない音のトレーニング、そして、日記形式の身近なものを題材にした内容など初めてシャドーイングに挑戦する人にはぴったりな内容です。

詳細はこちら >> https://amzn.asia/d/hi55CL5

2. [CD付]決定版 英語シャドーイング【改訂新版】


特徴

  • シャドーイングのメカニズムについて解説
  • 演説、ニュース、インタビューなど多彩な音源
  • 3段階別、19本のトレーニング

スローペースのモノローグからスタートし、ネイティブ同士の会話やニュース、スピーチなど多彩な音源が教材になっている点が魅力的です。自分が興味の持てる題材でトレーニングを行うこともシャドーイングを行う上で非常に大切です。なお、スローペスのモノローグでも初心者には難しいと感じる可能性があるので、ある程度リスニングに慣れてから使うことをおすすめします。

詳細はこちら >> https://amzn.asia/d/6GQBwRT

よくある質問

1. シャドーイングは毎日やるべき?


必ずしも毎日長時間行う必要はありませんが、継続的に取り組むことが大切です。シャドーイングは英語の音やリズムに慣れるためのトレーニングなので、週に1回まとめて学習するよりも、1日15〜30分程度を継続した方が効果を実感しやすくなります。通勤・通学中に音声を聞き、帰宅後にシャドーイングを行うなど、日常生活の中に学習習慣を取り入れてみましょう。

2. シャドーイングは何分やればいい?


初心者の場合は、1日15〜30分程度を目安に始めるのがおすすめです。最初から長時間取り組むと負担が大きく、継続が難しくなることがあります。大切なのは学習時間よりも質です。同じ教材を繰り返し聞き、分からない単語や表現を確認しながら取り組むことで、学習効果を高められます。

3. 初心者でも効果はある?


初心者でもシャドーイングの効果は期待できます。ただし、ニュースや映画など難易度の高い教材を選ぶと、聞き取れない部分が多く挫折しやすくなります。

まずは聞き流して7割程度理解できる教材を選び、短い文章から練習を始めましょう。スクリプトや字幕を確認しながら進めることで、無理なくシャドーイングに取り組めます。

4. シャドーイングと音読はどちらがおすすめ?


どちらも英語力向上に役立つ学習法ですが、鍛えられるスキルが異なります。

音読は英文を見ながら声に出して読むため、発音や語彙の定着に効果的です。一方、シャドーイングは音声の直後に発話するため、リスニング力や英会話の瞬発力を鍛えるのに適しています。

英語学習初心者は音読から始め、英語の音に慣れてきたらシャドーイングへ移行するのもおすすめです。

まとめ

本記事ではシャドーイングの効果から、やり方、おすすめのアプリまで解説しました。シャドーイングは途中で挫折してしまう人が多いトレーニングですが、やり方さえマスターすれば、英語力は段違いでアップします!習慣化するまで難しいと感じるかもしれませんが、毎日少しずつで問題ないので確実に取り組んでいきましょう。

VoiceTube は、動画で英語学習ができるサービスです。動画の種類が豊富なので、あなたの好きが絶対ある!再生スピードも調整できるので、リスニングの練習にもぴったりです✨

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ライター コンテンツ監修者:Eri

留学経験なしで英語を習得した純日本人。英会話スクールとオンライン英会話スクールの両方で勤務し、生徒への学習アドバイスや外国人講師の採用を経験。長年の英語学習業界の経験と自身が英語を習得した方法やコツを元に、英語学習ライターとして活動中。

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