最終更新日: 2020年06月18日
“I couldn’t agree with you more.”
は賛成?反対?
英語を話すときは自己主張が要求されるので、意見をしっかり示すことが必要です。
今回は日常英会話でよく使う「賛成」と「反対」を表すフレーズをまとめて分かりやすく紹介!
「賛成」「中間」「反対」の3つに分けて解説します。
目次
1. 「賛成」を英語でいうと?おすすめ表現10選
I agree. / I agree with you.
相手の提案や意見に対して「賛成です」という意味を表す最も一般的な表現です。フォーマル・インフォーマルかまわず、どのような場面でも使えます。副詞 completely(完全に) や 副詞 partly(部分的に)などを加えることで、賛成の度合いを調整することができます。
“I agree with..” の場合、with の後には、you などの代名詞以外に、your opinion(あなたの意見) などの名詞も入れることができます。
A: Although marketing is important, we should focus more on the quality of our product for long term customer.
B: I completely agree with your opinion.A: マーケティングは大事ですが、私たちは長期の顧客を獲得するために商品の質に力を入れるべきだ。
B: あなたの意見に大賛成です。
I couldn’t agree with you more.
否定形なので一見すると反対しているようですが、「これ以上ない賛成(同感)」の意味を表します。直訳すると、「これ以上賛成できない」、つまり言い換えると「賛成の度合いが絶頂に達する」ということを意味します。
A: Her dress is absolutely gorgeous.
B: I couldn’t agree with you more.A: 彼女のドレスは本当にゴージャスだわ。
B: 全く同感ね。
I am with you. / I am on your side.
「あなたの側についてる」を意味し、同じく相手の提案や意見に賛成することを表します。異なる意見が対立する場合において、自分の立ち位置を主張する時に用いることが多いです。
A: I think our boss shouldn’t have fired him for that!
B: I know right? I am with you.A: ボスはあんなことで彼をクビにするべきじないよ!
B: だよね!本当にそうだよ。
I am for it.
こちらも同じく提案などに対して「賛成します」の意味を表します。for には元々「…を支持して、…のために、…に味方して」の意味があります。
少しインフォーマルですが、ビジネスの場面でも親しい仕事仲間との間ではよく使う表現です。
A: Hey, do you want to get a drink after work?
B: Yeah, let’s do it! I am for it!A: 仕事の後、一杯飲みに行かない?
B: いいね、行こう!賛成!
Exactly. / Absolutely.
ひと単語で「まさしくその通り」を表すことができます。”Exactly.” は少しインフォーマルで上司や顧客に対して用いることは少ないですが、一方で “Absoultely.” は比較的丁寧で相手に好感度を与えることができます。
A: I think we should go with this plan, don’t you agree?
B: Absolutely. I think it’s a great idea.A: この計画でいくべきだと思うよ、そう思わない?
B: まさしくそうですね。いいアイディアです。
That’s what I’m saying. / That’s what I’m talking about.
「そうそう、私もそういうこと言ってるんだよ」や「そうでなくちゃ!」というニュアンスの表現です。スラングで、かなりインフォーマルな表現なので、ビジネスの場面では用いることはできません。家族や友達との間で用います。
A: Bill is such a jerk.
B: That’s what I’m saying! He takes everything for granted.A: ビルは最低なやつよ。
B: 本当にそう!彼は全て当たり前のように振る舞う。
You can say that again.
直訳すると「あなたはそれをもう一回言ってもかまわないよ」、言い換えると「何回言っても正しい」を表し、要するに「その通りだ」を意味します。
家族や友達同士で用いるインフォーマルな表現です。
A: It’s not right for women to get paid less than men.
B: You can say that again.A: 女性が男性より給料が少ないのはおかしい。
B: その通りよ。
*その他
You’re right.「あなたは正しい」
That’s for sure.「それは間違いないよ」
Heck yeah! / Hell yeah!「そうだぜ!」「そうこなくちゃ!」
2. 「反対」を英語でいうと?おすすめ表現7選
I disagree. / I disagree with you.
相手の提案や意見に対して「反対です」という意味を表す表現です。否定形で “I don’t agree. / I don’t agree with you.” というのもアリです。
フォーマル・インフォーマルどちらの場面でも使えますが、言葉が直接的すぎて、失礼と思われることもあるでしょう。
A: Don’t you agree that the teacher was a little too harsh on him?
B: I disagree, he got what he deserved.A: 先生は彼に少し厳しすぎたと思わない?
B: そう思わないね、自業自得よ。
I oppose something / someone.
oppose という単語は「(人、意見、提案などに)反対する」という意味を持ちます。
フォーマルな場面で使う表現です。「反抗する」という意味合いが強いので、きつい表現に聞こえます。
I oppose the government’s decision to raise the tax.
私は増税という政府の決断に反対する。
I don’t think so.
「そうは思わない」という意味を表し、反対の度合いは少し弱い表現です。
主にはインフォーマルな場面で用います。
A: It looks like it’s going to rain today.
B: I don’t think so. It’s just fog, it hardly ever rains this time of the year.A: 今日雨降りそう。
B: そうは思わないよ。ただの霧だね。この時期は滅多に雨降らないし。
I don’t see it that way.
相手の主張、観点、意見などに対して、「そうは思わない」という意味を表します。反対の度合いは少し弱く、「私は反対する!」というよりかは、自分が相手と同じ観点ではないことを強調しているニュアンスです。
一般的に、インフォーマルな場面で使うことが多いです。
A: Life is full of pain and misery.
B: I don’t see it that way. Life is what you make of it.A: 人生とは苦痛と悲嘆で溢れている。
B: 私はそうは思わないわ。人生とはどう生きるかで変えられるわ。
*その他
I don’t think that’s right.「そうは正しくない」
Heck no! / Heck no!「絶対ない!」
No way!「絶対ない!」「ありえない!」
3. 賛成と反対の中間の英語表現3選
I don’t have a strong opinion on it.
話の内容についてあまり詳しくなく、賛成も反対も言えない場合に用いることができます。「これといった意見は持ってない」という意味を表します。話題に関心がないとも受け取られるかもしれません。
A: What do you think about the latest scandal surrounding the President?
B: I don’t have a strong opinion on it.A: 最近の大統領のスキャンダルどう思う?
B: 特にこれといった意見はないよ。
That’s not always the case.
部分的には認めているが、「そうとは限らないです」という意味を表します。フォーマル・インフォーマルな場面どちらでも使います。
A: She comes in for work very early everyday.
B: That’s not always the case. I’ve seen her being late for work several times before.A: 彼女は毎日とても早く出勤する。
B: そうとは限らないよ。以前数回遅れているところを見たことあるよ。
Agree to disagree.
直訳すると、「お互いの意見に反対していることに賛成しよう」。意見が対立し、お互いに自分の立場を頑固に譲らず、これ以上討論の余地がない場合に、しょうがなく諦めるという意味合いを持ちます。お互いの異なる意見を尊重しよう、という意味を表します。
インフォーマルな表現なので、ビジネスの場面では使いません。ビジネスの場面で、お互いの意見が合意しないまま、「とりあえず、お互いに違う意見を持っていることに賛成しよう」などとはまず言いませんね。
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文/ Leonard
画像/ Gratisography, CC Licensed