英語の現在分詞には、さまざまな使い方があり、混乱しやすい人も多いと聞きます。英会話でもよく使われるので、どのように使うのかを知っておくことが大事です。今回は、現在分詞の 3 つの使い方や実用英会話で使える例文をご紹介します。もっと英語の文法を学びたい方は、ぜひお役立てください。
目次
「英語の現在分詞」の基本の形
現在分詞の基本の形は、「動詞の原型+ing」です。使い方にはそれぞれ違いがありますが、過去分詞のように形は変わりません。ただし、「get」が「getting」に変化するように、動詞によっては形が変わる場合もあります。
英語の「現在分詞」の使い方
1. 進行形
「〜している」という進行形には、現在分詞を使います。
【現在進行形】
She is cooking her breakfast.
彼女は朝食を作っています。
上記の例文は、現在進行形として現在分詞の「cooking」が用いられています。
【過去進行形】
I was taking a bath when you called me.
あなたが電話をしたとき、私はお風呂に入っていました。
上記の例文の現在分詞は「taking」です。「〜した」ではなく「〜していた」というニュアンスがあります。
【未来進行形】
I think I’ll be working at home tomorrow morning.
明日の朝、私は家で働いていると思います。
現在分詞は「working」です。このように、未来のことでも「〜している」と表現できます。
2. 形容詞用法
現在分詞は名詞の前後につけて、形容詞的な使い方もできます。名詞を修復するのが現在分詞の働きです。
【名詞の前につける場合】
I saw a smiling baby—so adorable!
私は微笑んでいる赤ちゃんを見ました。
上記の例文の場合、名詞の「baby」を修飾しているのが、現在分詞の「smiling」です。
【名詞の後につける場合】
I saw a lot of people running in the park.
公園で走っているたくさんの人達を見ました。
こちらは、現在分詞の「running」が「people」を修飾しています。
3. 分詞構文
分詞構文は、以下のような文章のことを指します。
Studying for the test all day, I got so tired.
テストのために勉強しているとき、私は疲れました。
「Studying」が現在分詞であり、その後のI got tiredを修復して、疲れた「理由」や「状況」を詳しく述べています。
分詞構文は書き言葉のため、日常会話ではあまり使われません。
「現在分詞」の実用英会話例
現在分詞を使った実用的な英会話例文をご紹介します。
I had a cold but, I’m getting better now.
風邪を引いていたけど、今は良くなってきているよ。She talked to the crying boy.
彼女は泣いている男の子に話しかけた。There is no sound coming from my smartphone.
スマートフォンから出てくる音が聞こえない。I’m sorry to have kept you waiting.
待たせてしまってごめんなさい。
まとめ|英語の「現在分詞」を理解して使いこなそう!
今回は、会話でもよく使われる英語の「現在分詞」の使い方についてお伝えしました。日常会話で積極的にアウトプットしていくことで、理解がより深まります。ぜひこの機会に現在分詞をたくさん使ってみてくださいね。
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ライター/ Yuka Kaneda
画像/ Jenny Hill,CC Licensed