英語「品詞」ってそもそも何?と考えていませんか。英文法テキストやウェブ上の文法解説記事でもよく目にする、名詞、動詞、形容詞などの品詞。こちらの記事では、英語学習者のために「品詞」について徹底解説をします。実用英会話例とともに見ていきましょう。
目次
英語の品詞を徹底紹介
英語の品詞は、7 種類あります。
それぞれ、
・名詞
・動詞
・形容詞
・副詞
・前置詞
・接続詞
・間投詞
です。
それぞれ、英文のどこで使われるのか、文法書ではどのように省略表現されるのか、実用英会話での例とともに確認しましょう。
1. 「名詞:S」
英語の品詞 1 つ目は、「名詞」です。人や物、彼・彼女という代名が名詞に含まれます。文章では主語と目的語として使われます。
また、名詞は英語で「Subject」なので、文法書では頭文字の「S」で表記される事が多いです。
Where do you live?
どこに住んでいるの?I live in Japan.
わたしは日本に住んでいます。
こちらの例文の場合、「I」と「Japan」が名詞です。オンライン英会話などの自己紹介でもよく使われる会話なので、覚えておきましょう。
2. 「動詞:V」
英語の品詞 2 つ目は、「動詞」です。「走る」「歩く」「読む」などが動詞です。
動詞は英語で「Verb」なので、文法書では頭文字をとって「V」で表記される事が多いです。
Where do you live?
どこに住んでいるの?I live in Japan.
わたしは日本に住んでいます。
こちらの例文の場合、「live」が動詞です。
3. 「形容詞:Adj」
英語の品詞 3 つ目は、「形容詞」です。「美しい」「赤い」「新しい」「寒い」など名詞の状態を詳しく説明するのが形容詞です。(英文法書では、状態を詳しく説明することを「修飾する」といいます。)
形容詞は英語で「Adjective」なので、文法書では始めの3文字を取って「Adj」で表記される事が多いです。
Look at her! She is so beautiful.
見てよ!彼女、とてもきれいだね。I need a new car.
新しい車がほしい。
こちらの例文では、「beautiful」「new」という形容詞が名詞を修飾しています。
4. 「副詞:Adv」
英語の品詞 4 つ目は、「副詞」です。副詞は、動詞の状態を詳しく説明する品詞です。
副詞は英語で「Adverb」なので、文法書では始めの3文字を取って「Adv」で表記される事が多いです。
You run fast.
あなたは走るのが速いね。Listen carefully.
よく聞いてください。
例文 1 つ目では、「fast(速い)」が「run(走る)」を詳しく説明(修飾)しています。
例文の 2 つ目では、「carefully(注意深く)」という副詞が「listen(聞く)」を修飾しています。こちらの例文は、TOEIC などの試験でもよく聞くフレーズなので、覚えておきましょう。
5. 「前置詞:Prep」
英語の品詞 5 つ目は、「前置詞」です。前置詞は、名詞や代名詞の前に置いて、場所、時間、方向などをあらわす品詞です。例としては「at」「in」「on」などです。
前置詞は英語で「Preposition」なので、文法書では始めの 4 文字を取って「Prep」と表記される事が多いです。
I live in Japan.
わたしは日本に住んでいます。Do you want to come with me?
一緒に行く?I’ll meet you at 3 p.m.
3時に会いましょう。
6. 「接続詞:Conj」
英語の品詞 6 つ目は、「接続詞」です。接続詞は、ある要素と別の要素を繋げる役割をします。「and」「because」「but」「when」 などが主な接続詞です。
接続詞は英語で「Conjunction」なので、文法書では始めの 4 文字を取って「Conj」と表記される事が多いです。
My hobbies are playing basketball and learning English.
趣味はバスケと英語学習です。I was late because the train was delayed.
電車が遅延していたので、遅れました。
7. 「間投詞:Int」
英語の品詞 7 つ目は、「間投詞」です。間投詞は、「Oh(あっ)」や「Ouch(まいった)」のように感情をあらわす品詞です。
接続詞は英語で「Interjection」なので、文法書では始めの3文字を取って「Int」と表記される事が多いです。
Oh! You did a good job!
おー!よくやったね!Come on, we are friends, right?
おいおい、俺たち友達だろ~?He is like, you know, bit shy.
彼はさ、ほら、シャイだよね。
間投詞は、文頭や文末に置かれることが多いです。
まとめ|「品詞」の使い方ををマスターしよう!
いかがでしたでしょうか。今回は「品詞」について徹底解説をしました。文法書ではよく省略系で記載されているので、わからなくなったら何度でもこちらの記事を読んでマスターしましょう!
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ライター/ Yuka
画像/ Tomasz Frankowski, CC Licensed