「習慣」を英語で表すとき、思い浮かぶ単語はいくつありますか?実は英語で「習慣」を表す単語は4つもあるのです。そして、ひとつひとつニュアンスが違います。そこで今回は、「習慣」を表す単語の使い方を徹底解説 。また、間違いやすい「used to」と「be used to」の違いについてもご説明します。英会話勉強中の方はお役立てください。
目次
「習慣」の英語での言い方は主に4つ
「習慣」を英語で表す単語は、主に4つあります。まずは日本人がよく使う「habit」。それ以外は「custom」「routine」「practice」です。それぞれの単語の意味は同じでも、ニュアンスが異なるため、使い分け方には注意が必要です。
「習慣」を表す英単語の使い分け方
「習慣」を意味する4つの英単語の違いをご説明します。「habit」は「癖」という意味もあるため、個人的な習慣を指す言葉です。良い習慣だけではなく、夜更かしなどの悪い習慣の場合にも「habit」を使います。
それに対して「custom」は、社会的な習慣を表す単語です。例えば、正月にお節を食べるなどの「習慣」を伝えたいときは、この「custom」を使います。
次に、「routine」は日々の生活の中でくり返し行われる「習慣」のことです。日本語でも「モーニングルーティン」などの言葉がよく使われているので、馴染み深いでしょう。
最後の「practice」は個人的・社会的・宗教的な「習慣」を表し、フォーマルなニュアンスがあります。「habit」は無意識で行う「習慣」「癖」を指すのに対して、「practice」は、自分の意思で意識的に行う「習慣」です。
「習慣」を表す単語を使った英語例文
ここから、ご紹介した英語の「習慣」を使った英語例文をご紹介します。
She got in the habit of eating too much while working from home.
彼女は、家で仕事しているときにチョコレートを食べる習慣があった。
It is a Japanese custom to eat soba noodles on December 31.
12月31日に蕎麦を食べることは、日本の伝統的な習慣です。
My daily routine includes running in the park.
私は公園で走るのを日々の習慣にしています。
He has made a practice of studying programming before going to school.
彼は学校に行く前にプログラミングの勉強をするのを習慣にしています。
”used to”と”be used to”の違い!
「習慣」の英語と関連するのが、「〜に慣れている」という英語表現です。ここでは「used to」と「be used to」の意味の違いについて解説します。
「used to」は「過去に行っていた習慣」や「かつて〜していた」を意味します。過去のことを指す表現ですが、「used to」の後には必ず動詞の原形が来るので、使い方に注意しましょう。
He used to go surfing with his friends more often.
彼は以前、友達とサーフィンに行っていた。I used to live in Los Angeles when I was in my 20s.
私は20代の頃にロサンゼルスに住んでいました。
一方、「be used to」の意味は「〜に慣れている」です。「be used to」の後ろには、名詞もしくは動名詞(〜ing)が来ます。
I am used to talking with people from all over the world.
私は世界中から来た人たちと話すことに慣れています。She is used to doing housework.
彼女は家事に慣れている。
まとめ|英語で自分の「習慣」について話してみよう
今回は、「習慣」を表す4つの単語の使い方と英語例文、「used to」と「be used to」の違いについてお伝えしました。ご自身や日本の「習慣」について説明できるようになると、外国の方との会話がより弾むはずです。ぜひこの機会に使ってみてくださいね。
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ライター/ Yuka Kaneda
画像/ Perfect Snacks, CC Licensed