最終更新日: 2025年02月23日
2016年に公開されたディズニー映画「モアナと伝説の海」は、興行収入が世界中で約6億ドルを超え、大きな成功を収めました。アニメーションの美しさや、キャラクターの魅力もさながら、映画のテーマソング「How Far I’ll Go」や、マウイの歌「You’re Welcome」など音楽も大ヒット。アカデミー賞にもノミネートされました。そして、2024年には、続編となる「モアナと伝説の海2」も公開されました。今回はそんな「モアナと伝説の海」シリーズから英語の名言・名ゼリフを紹介します。
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目次
1. 「モアナと伝説の海」の英語版タイトルとその歴史
ディズニー映画『モアナと伝説の海』の英語版タイトルは『Moana』です。この作品は2016年にアメリカで公開され、日本では2017年3月10日に公開されました。ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが制作した56作目の長編映画であり、3Dコンピュータアニメーションによるスペクタクル・アドベンチャー映画です。
物語は、海に選ばれた16歳の少女モアナが、半神マウイとともに冒険の旅に出て、世界に再び平和をもたらすというものです。そして、その続編『モアナと伝説の海2』は、2024年12月6日に日本で公開されました。英語版のタイトルは『Moana 2』です。この作品では、主人公モアナが新たな仲間たちとともに、世界を再びひとつにするための冒険に出る物語が描かれています。
2. 「モアナと伝説の海」のあらすじ “Overview”
「モアナと伝説の海」
ポリネシアの島・モトゥヌイに暮らす少女モアナは、海に選ばれた特別な存在。島の危機を救うため、女神テ・フィティの「心」を盗んだ半神マウイを探し、返還する旅に出る。最初は衝突するモアナとマウイだったが、次第に協力し合いながら困難を乗り越える。最後にモアナはテ・フィティの真の姿を見抜き、心を返すことで世界に平和を取り戻す。自らの使命に目覚めたモアナは、島に帰還し、新たな航海者としての道を歩み始める。
「モアナと伝説の海2」
『モアナと伝説の海2』は、前作から3年後のお話。19歳となったモアナは、妹のシメアや家族、島の仲間たちと平和に暮らしていました。ある日、「かつて人々は海でつながっていたが、人間を憎む神によって引き裂かれた。海の果てにある島に辿り着けば呪いは解け、世界は再びひとつになる」という伝説を知ります。モアナは、人々の絆を取り戻すため、風と海の守り神・マウイや新たな仲間たちと共に、危険な航海に出ることを決意します。
3. 「モアナと伝説の海」と「モアナと伝説の海2」の名言・名ゼリフ10選!
1. “Sometimes, our strengths lie beneath the surface…far beneath, in some cases.”
「時には、自分の強みは表面には見えないこともある…場合によっては、かなり深いところに隠れていることも」
このセリフは『モアナと伝説の海』に登場し、モアナが村人にペットの鶏ヘイヘイを擁護する際に言ったものです。このシーンでモアナは、外見で判断せず、隠れた可能性を信じることの大切さを表現しています。一見して取るに足らないように見えるヘイヘイにも、隠れた強みがあると信じていることを示しています。
⚪︎覚えておきたい英単語・語句
- strengths:強み、長所
- lie:〜にある、存在する
- beneath:〜の下に
- surface:表面
- far:遠く、ずっと
- cases:場合
2.“I will carry you here in my heart. You’ll remind me that come what may, I know the way.”
「あなたはいつも私の心の中にいる。どんなことがあっても、私は自分の道を知っているわ。」
このセリフは『モアナと伝説の海』の中で、モアナが歌う「I Am Moana (Song of the Ancestors)」という曲の一部です。モアナが自信を失い、「私には無理…」と挫けそうになったときに、彼女の愛する祖母「タラ」のスピリットが現れます。タラはモアナを励まし、彼女の真の姿を思い出させます。この歌を通じて、モアナは自分の使命と力を再確認し、前に進む勇気を取り戻します。モアナが自分のアイデンティティを再確認し、使命を全うする決意を固める重要な転換点となりました。
⚪︎覚えておきたい英単語・語句
- carry:運ぶ、持ち運ぶ
- heart:心、心臓
- remind:思い出させる
- come what may:何が起ころうとも(慣用句)
- way:道、方法
- I will carry you:あなたを(心に)抱き続ける
- You’ll remind me:あなたが私に思い出させてくれる
3.“You may hear a voice inside. And if the voice starts to whisper.
To follow the farthest star.”
「心の中の声に耳を傾けなさい。その声がささやくなら、一番遠い星を目指して進むのよ。」
祖母「タラ」がモアナに語る、冒険へと踏み出す勇気を与える言葉です。モアナが自分の進むべき道に迷っているときに登場し、タラはモアナに対して、内なる声に耳を傾けることの大切さを教えています。モアナが「村長の娘としての義務」と「海への憧れ」の間で葛藤している場面で、父親の言葉を聞きつつも、自分の内なる声も大切にするよう諭しているのです。
⚪︎覚えておきたい英単語・語句
- voice:声
- inside:内側に、内部で
- whisper:ささやく
- follow:従う、追う
- farthest:最も遠い(farの最上級)
- hear a voice inside:内なる声を聞く
- starts to whisper:ささやき始める
- follow the farthest star:最も遠い星を追う(比喩的に、遠大な目標を追求する)
4.“There comes a day when you’re gonna look around and realize happiness is where you are.”
「周りを見回せば、幸せはあなたの元にあると、いつかそう気付く日が来る。」
モアナの父親である「トゥイ」が語る重要な言葉です。トゥイは娘のモアナに対して、幸せは遠くにあるのではなく、今いる場所にあるということを教えようとしています。この言葉は、モアナに自分の居場所や役割の大切さを伝えようとする父親の思いが込められていますが、モアナの「冒険心や海への憧れ」と「父親の教え」との間で葛藤が生まれる重要なポイントにもなっています。
⚪︎覚えておきたい英単語・語句
- comes:来る (ここでは「〜という日が来る」という慣用句の一部)
- gonna:going to の口語的な短縮形 (〜するつもり)
- look around:周りを見回す
- realize:悟る、気づく
- happiness:幸福、幸せ
- where:〜な場所 (ここでは「〜な場所にある」)
5.“There is nowhere you could go that I won’t be with you.”
「おまえがどこに行こうが、私は一緒にいるよ」
祖母「タラ」がモアナに語る重要な言葉です。このシーンは、タラが危篤状態にあるときに登場します。モアナが大きな冒険に出る前の重要な場面です。タラは、モアナに対して「自分のスピリットがどこへ行ってもモアナと共にある」と伝えています。モアナが航海に出る動機となる言葉であり、タラの愛情と支えを象徴しています。
⚪︎覚えておきたい英単語・語句
- nowhere:どこにも〜ない
- could:〜できる(canの過去形、ここでは仮定を表す)
- go:行く
- won’t:will not の短縮形、〜しないだろう
- be with:〜と共にいる
- There is nowhere:どこにもない
- I won’t be with you:私はあなたと共にいないだろう
6. “The ocean doesn’t help you; you help yourself!”
「海は助けてくれない。自分で自分を助けるんだ!」
マウイが言うセリフで、モアナとマウイが海賊のカカモラに襲われそうになっている場面で登場します。モアナが海に助けを求めるものの、何も起こらなかった際に、マウイがモアナに対して「海は助けてくれない。自分で自分を助けるんだ!」と言います。この言葉は、モアナが自分で行動することの重要性に気づくきっかけとなります。
⚪︎覚えておきたい英単語・語句
- ocean: 海
- help: 助ける
- yourself: あなた自身を
7.”The call isn’t out there at all; it’s inside me.”
「声は外にあるんじゃない、私の内にあるんだ。」
モアナが言う重要な言葉で、モアナが挫折を乗り越え、自分の使命と力を再確認する重要な場面で発せられます。このセリフは映画のテーマソング「How Far I’ll Go」の歌詞の一部でもあり、モアナの成長と自己理解の集大成を象徴する言葉となっています。ポイントは、”call” が「使命感」や「衝動」といった意味で使われていること、そして “out there” と “inside” が対比されていることです。このセリフは、外からの指示や影響ではなく、自分の内なる声に従うことの重要性を示しています
⚪︎覚えておきたい英単語・語句
- call: 呼びかけ、衝動
- out there: あそこに、外に
- at all: 全く〜ない(否定文を強調する)
- inside: 内側に、内部に
8.”It’s time to be who they need you to be.”
「みんなの期待に応える時がきたんだよ」
モアナの父「トゥイ」の言葉で、トゥイがモアナに村の未来を託す場面で登場します。トゥイは、モアナに村長としての責任を自覚させ、村のために尽くすことの重要性を伝えようとしています。「みんなの期待に応える時がきたんだよ」という意味を持ち、モアナも一時的に村のために自分の夢を押し殺して心を入れ替えようとします。モアナの成長と、彼女が直面する責任と個人の夢との葛藤を象徴する重要な言葉です。
⚪︎覚えておきたい英単語・語句
- time: 時、時間
- need: 必要とする
- be: である、なる
- It’s time to: 〜する時だ
- who they need you to be: 彼らがあなたになってほしいと思う人
9. “Moana, show our people just how far we’ll go.”
「モアナ、みんなにどこまでも行けるんだってことを見せて欲しい」
モアナと伝説の海2で、モアナの父トゥイがモアナに伝える言葉です。詳しくはぜひ映画をチェックしてみてください!
⚪︎覚えておきたい英単語・語句
- show: 見せる、示す
- people: 人々
- how far: どれだけ遠くまで
- we’ll: we will の短縮形、私たちは〜するだろう
- just how: まさにどれほど(強調の表現)
- go: 行く(ここでは比喩的に「進む」「達成する」の意味)
10. “I know what I have to do.”
「自分が何をすべきかは分かっている。」
モアナと伝説の海2で、モアナが口にする言葉です。詳しくはぜひ映画をチェックしてみてください!
⚪︎覚えておきたい英単語・語句
- know: 知っている
- what: 何を、こと
- have to: ~しなければならない
- do: する
4. モアナの動画をチェック!
【ディズニーで英語】見惚れちゃう!『モアナと伝説の海』綺麗な海のシーン
5. まとめ
今回は、見るたびに勇気を与えてくれる「モアナと伝説の海シリーズ」から、名言・名ゼリフを紹介しました!動画もチェックして、楽しく英語を学びましょう。
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