【生活英語】”I am sorry” 以外に英語で謝る方法とは?

最終更新日: 2023年06月05日

「ごめんなさい」や「すいません」の英語は?と聞かれた時、一番に最初に頭に浮かぶのは “I’m sorry” ではありませんか?
日本語にたくさんの言い回しがあるのと同じで、英語にも様々な言い方があります。
英語で謝罪をしなければならないシチュエーションに遭遇した時、“I’m sorry” 以外の謝罪方法を今日は紹介したいと思います。

誰にでも失敗やミスはあるもの。そんな時はきちんと謝ることが大事です。
しかしその「ごめんなさい」がなかなか出てこない。
まずはそんなあなたがスムーズに謝ることができるコツを
Wellcast動画で見てみよう。


1. sorryとapology/apologizeの違いとは?

まず、Sorry apology/apologize の違いについて見てみます。
Sorryには「ごめんなさい」以外に「残念、遺憾」という意味があります。
なので “
I’m sorry” は「残念ですが」とも使えます。

I am sorry to say we decided to hire someone else.
誠に残念ですが、今回は採用を見合わせたいと存じます。

apology (謝罪) またはapologize (謝罪する) は単純に謝罪することです。
アメリカ議員の Bernie Sanders (バーニー・サンダース) はインタビューでアメリカは奴隷制度について謝罪をするべきだと述べています。

We have got to apologize for slavery.
私たちは奴隷制度について謝罪をしなければなりません。
こうも言えます。
The nation owes an apology for slavery.

2. 英語での正しい謝り方と正しくない謝り方

最後の授業 (Last Lecture) で有名になった故 Randy Pausch 教授は謝る方法を教えてくれています。

(1)正しい謝り方

Proper apologies have three parts.
正しい謝り方は三つに分けられます。

  • What I did was wrong. 私がしたことは間違っている。
  • I feel badly that I hurt you. 君を傷つけたことは申し訳ないと思っている。
  • How do I make this better? どうやって埋め合わせればいい?

(2)ダメな謝り方

教授は2つの典型的なダメな謝り方も教えてくれています。

  • I’m sorry you feel hurt by what I’ve done. 自分がしたことで君を傷つけたのなら悪かった。(この謝り方には償おうという気持ちが全くありません)
  • I apologize for what I did, but you also need to apologize to me for what you’ve done. 悪かったと思ってるよ、でも君も自分がしたことについて謝ってほしい。(これは全く謝ってません、相手に謝ってほしいだけです。)

3. 実用的な謝罪英語表現

教授の謝る原則が理解できたあとは、実用的な謝罪フレーズを見てみましょう。

(1) I’m sorry I spoke harshly. I know I’ve hurt your feelings and I’m so sorry for that.
厳しいことを言ってごめん、傷つけたことはわかってる。本当にごめんなさい。

harshly は「厳しく」、「過酷に」という形容詞 harsh から派生した副詞です。従って「厳しい言葉」は harsh words になります。また、hurt one’s feelings は「だれかを傷つけた」という意味です。

(2) I was wrong to speak to you in that tone. I shouldn’t have reacted like that.
私のその話し方は間違っていました。そのような返事をするべきではありませんでした。

また、こうも言えます。

I’m sorry my reaction hurt you. I chose the wrong words, which made the situation worse. Itwas really my fault.
傷つけちゃってごめんなさい、言葉を間違えました。状況を悪化させて、本当にごめんなさい。

(3) I keep losing my temper and I know that’s not right. Can you think of anything that could help make sure this doesn’t happen?
ずっと癇癪起こしてるのはダメだってわかってるの、でもそうしない方法を考えてくれないかな?

lose one’s temper 是「癇癪を起こす」という意味です。
だれかを「短気」と言いたい時は、こう言いましょう。

  • Anne Shirley has a very bad temper.
  • Anne Shirley is quick-tempered

(4) I’m so sorry I spoke harshly. I know this hurts you. Will you please forgive me?
ひどいことを言ったことは本当にごめんなさい。傷つけたのはわかってるけど、許してくれないかな?

ここでは、 forgive の使い方に注目してください:
forgive someone/ oneself for doing something
誰かの/自分の行為を許す

I’ll never forgive her for what she did.
彼女がしたことは絶対に許さない。

(5) I can’t believe I made such a mistake. Please tell me what I can do to make itup to you.
こんなことしたなんて信じられない、どう埋め合わせできますか?

make up には「償う」または「埋め合わせる」という意味があります。

I’ll make up to you for my mistake.
埋め合わせるよ。

いかがでしたか?英語も日本語と同様に立場や気持ちの違いで表現の方法もたくさんあります。人間関係を良好に保つには謝ることも大切ですよね。
もちろん、謝ったあとも信頼回復を見せる態度も大切ですが、シチュエーション別にうまく使い分けてくださいね。

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ライター/ Shen
翻訳/川合 佳奈
画像/ Jay Mantri, CC Licensed

 

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