映画『ズートピア(Zootopia)』名言10選!英語で学ぶ“多様性と挑戦”の物語

最終更新日: 2025年11月17日

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“Anyone can be anything”(誰だって、なんにでもなれる)」この言葉を聞いたことはありますか?『ズートピア(Zootopia)』は、2016年に公開されたディズニー映画で、日本では同年4月に公開されました。ウサギの警察官ジュディ・ホップスが“動物たちが共存する大都市ズートピア”で夢を追いかける物語。笑いと感動の中に、差別・偏見・努力・希望・多様性というテーマが込められています。今回はそんな『ズートピア』から、心に響く英語の名言10選を、シーン解説・日本語訳・英語表現のポイントとともに紹介します🐰✨

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🎬 映画『ズートピア(Zootopia)』とは?

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『ズートピア』は、動物たちが人間のように暮らす「理想の都市」を舞台にしたディズニー映画。主人公のジュディ・ホップスは、小さなウサギでありながら、子どもの頃からの夢である警察官を目指します。

ズートピアという街は、「誰でも夢を叶えられる」を掲げる平等な社会。しかし、実際は偏見や差別が根強く、理想とはほど遠い現実が存在します。ジュディはそこで、皮肉屋のキツネ・ニックと出会い、やがて「本当の正義」を見つけていくのです。

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🐾 主なキャラクター紹介

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🐰 ジュディ・ホップス(Judy Hopps)


ズートピア初のウサギの警察官。小柄ながらも努力家で正義感が強い。夢を追う彼女の信念は “Anyone can be anything.” (誰だって、なんにでもなれる)。偏見に立ち向かい、諦めずに挑戦し続ける姿が多くの人に勇気を与える。

🦊 ニック・ワイルド(Nick Wilde)


ずる賢くも心優しいキツネの詐欺師。ジュディに出会い、徐々に自分の殻を破っていく。皮肉な一言 “It’s called a hustle, sweetheart.” (これが“商売”ってもんだよ、お嬢ちゃん。)は彼の象徴的セリフ。ユーモアの裏に、人知れない苦しみと優しさを持つキャラクター。

🐃 ボゴ署長(Chief Bogo)


警察署の署長で厳格な性格。最初はジュディを信用しないが、次第に彼女の努力を認めるようになる。冷静な判断力と正義感を併せ持つ頼れる上司。

🐑 ベルウェザー副市長(Assistant Mayor Bellwether)


一見おっとりした羊の副市長だが、物語の鍵を握る人物。名台詞 “Fear always works.”(恐怖はいつだって人を動かす)で、恐怖を利用した支配の恐ろしさを語る。

🦁 ライオンハート市長(Mayor Lionheart)


勇敢でカリスマ性のあるライオン市長。理想を掲げるが、現実とのギャップに葛藤するリーダー像が印象的。

🦦 ミスター・ビッグ(Mr. Big)


氷の世界を支配するマフィアのボス。見た目は怖いが、義理人情に厚い。名言 “We may be evolved, but deep down, we’re still animals.”(進化したとはいえ、本質は動物だ)を通して、作品の哲学を語る。

💬 映画『ズートピア』名言・名台詞10選【英語+日本語訳+シーン解説】

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1. “Try Everything.”


「なんでも挑戦してみよう。」

ガゼル(Gazelle/声:シャキーラ)が歌う、 主題歌「Try Everything」の一節。ジュディが夢を胸にズートピアへ旅立つ場面で流れる、希望に満ちたフレーズ。

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英語ポイント: “try everything”=「失敗を恐れず挑戦する」。行動を促す前向きな英語表現。

2. “Anyone can be anything.”


「誰だって、なんにでもなれる。」

子どものジュディが夢を語る場面。ズートピアのスローガンとしても使われ、物語全体を通して繰り返される言葉。

英語ポイント: “can be anything”=「どんな存在にもなれる」。夢・目標・自己実現のキーワード。

3. “It’s called a hustle, sweetheart.”


「これが“商売”ってもんだよ、お嬢ちゃん。」

ニック・ワイルドが、アイスキャンディーを使った「したたかなビジネス」を仕掛けたあとに言う一言。

英語ポイント: “hustle”=「抜け目なく稼ぐ/ずる賢く立ち回る」。現代英語では“副業や努力”の意味でも使われる。

4. “And the more we try to understand one another, the more exceptional each of us will be.”


「お互いを理解しようとすればするほど、私たちはもっと素晴らしくなれるの。」

ジュディ・ホップスが、エンディングのスピーチで語る名言。多様性と理解の大切さを伝える、映画のメッセージの核心。

英語ポイント: “the more…, the more…”=「〜すればするほど〜になる」。スピーチやエッセイで使える構文。

5. “Life’s a little bit messy. We all make mistakes.”


「 人生ってちょっとぐちゃぐちゃなもの。誰だって失敗するの。」

ジュディ・ホップスのスピーチの続き。理想と現実のギャップを受け入れ、前に進む勇気を与える言葉。

英語ポイント: “messy” は「散らかった」だけでなく、「複雑でうまくいかない」という意味でも使える。

6. “I came here to make the world a better place, but I think I broke it.”


「世界を良くしたくてここに来たのに、壊してしまったみたい。」

ジュディ・ホップスが、 自分の発言で社会を混乱させたことを悔いる場面。理想と現実の痛みを描いた印象的なセリフ。

英語ポイント: “make the world a better place”=「世界をより良くする」。前向きな自己表現に使える定番フレーズ。

7. “Never let ’em see that they get to you.”


「相手に動揺してるなんて、絶対に見せちゃダメだ。」

ニックが過去を語るシーンでの台詞。偏見や痛みに負けず、自分を守る強さを教える言葉。

英語ポイント: “get to someone”=「精神的にこたえる」。感情をコントロールする英語表現。

8. “My child, we may be evolved, but deep down, we’re still animals.”


「わしらは進化したかもしれんが、心の奥ではまだ動物なのだ。」

ミスター・ビッグ(Mr. Big)が、ジュディとニックを助けたあとに語るセリフ。理性と本能、善と悪が共存する「人間らしさ」を象徴しています。

英語ポイント: “evolved”=「進化した」。文明的なふるまいの裏にある本能を指す比喩的表現。

9. “Fear always works.”


「恐怖はいつだって人を動かす。」

クライマックスでベルウェザー副市長の陰謀を明かす場面。恐怖を利用して社会を操作するという、皮肉と現実が混ざった言葉。

英語ポイント: “works”=「効果がある」。ここでは“恐怖は最も強い支配の道具”という意味。

10. “Real life is messy. We all have limitations.”


「現実の人生は複雑で、誰にだって限界がある。」

ジュディ・ホップスのスピーチの締めくくりの一言。理想だけでなく現実を受け入れることの大切さを教えてくれます。

英語ポイント: “limitations”=「限界・制約」。ネガティブではなく、「人間らしさ」を肯定する語として使われる。

まとめ

『ズートピア』の名言には、挑戦・理解・勇気・共感という、現代を生きる私たちに必要なメッセージが詰まっています。
英語学習者にとっても、使いやすく意味深い表現が多く、スピーチや日常会話に応用できるフレーズばかり。映画の名言を通して、英語表現・語彙・発音も一緒に身につけられます!

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ライター コンテンツ監修者:Eri

留学経験なしで英語を習得した純日本人。英会話スクールとオンライン英会話スクールの両方で勤務し、生徒への学習アドバイスや外国人講師の採用を経験。長年の英語学習業界の経験と自身が英語を習得した方法やコツを元に、英語学習ライターとして活動中。

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