【保存版】TOEIC 頻出!but だけじゃない!「しかし」「けれども」の英語表現8選

最終更新日: 2022年10月06日

「しかし」や「けれども」といえば but が頭に思い浮かぶ人も多いことでしょう。しかし、実際は but 以外にも however や despite 、although など、さまざまな表現があります。また文頭に来るものや文中に来るもの、センテンスが続くものや前置詞で名詞が続くものなど、文法もさまざまです。今回は TOEIC 穴埋め問題でもよく出題される「しかし」「けれども」を表す英語を8つ例文を使ってまとめて紹介します!

「しかし」や「けれども」は英語でなんていう?but 以外の表現をチェック

「しかし」や「けれども」を表す英語は大まかに分けて8つあります。

  • However
  • Nevertheless
  • Yet
  • In spite of
  • Although
  • Though
  • Even though
  • Despite (that)

また、タイプ別に分けると以下となります。

  • But / Although / Though / Even though (接続詞)+ 文章
  • but は文中に置いて2つの文章を繋げる役目をするため原則として文頭には置けない
  • In spite of / Despite (前置詞)+名詞
  • However / Nevertheless + ,(カンマ)で文頭に置く
  • yet は文頭にも文中にも置ける

では、それぞれの使い方や違いを例文とともに見ていきましょう!

SV 文章が続く接続詞 But / Although / Though / Even though

But / Although / Though / Even though は接続詞なので文頭に付き後ろにはSV 文章が続きます。しかし、実際にはそれ以外にも細かい違いがあります。

but は文中に置いて2つの文を繋げる

接続詞 but が他の3つと異なる点は文中に置いて2つの文章を繋げる役割を果たします。

(◯)I went to school but I couldn’t find anyone.
「学校へ行ったけれど誰もいなかった」

そのため、下の例文のように but を文頭に置くことはできません。あくまで2つの文章を繋げる役割をします。

(△)I went to school. But I couldn’t find anyone.
ただしこれはあくまでライティングに於いて正しい文法にこだわる場合のみであり、会話では文頭に置くこともあります。またライティングでも小説の中のセリフや、ブログ、SNS の投稿文などではネイティブでも but を文頭に置いて書く人もいます。ですが、正しい文法として but は文頭には置けないと覚えておいた方がいいです。

また文だけでなく、句や語だけをつなげることもできます。

She is a young but talented photographer.
「彼女は若いけど才能に溢れた写真家です」

Although / Though / Even though はメインの文にサブの文を繋げる接続詞

but は文中で2つの文を繋げる役割をしますが、Although / Though / Even though は文頭でも文中でも使用することができ、メインの文に「〜だけれども」とサブの内容を付け加える役割をします。

Although / Though / Even though his parents own a company, he doesn’t have any money.
「彼の両親は会社を経営していますが、彼はお金を持っていません」

この文章では
メインの文:He doesn’t have any money.
サブの分:His parents own a company.

という構造で、あくまで1番伝えたいことは Although / Though / Even though が付いていない He doesn’t have any money. になります。

また文頭だけでなく文中に置くこともできます。

I don’t trust him although / though / even though I love him.
「彼を愛してるけれども彼を信用していない」

また though は副詞として使うこともできます。

The training was hard. I enjoyed it, though.
「トレーニングは大変でした。でも楽しかったです」

名詞または動詞の ing が続く前置詞 In spite of / Despite

In spite of / Despite は前置詞なので後ろには文章ではなく名詞、または動名詞(動詞の ing)が続きます。in spite of は「〜であるけど、驚くことに〜だ」と何か他のびっくりする事実を言及するために使い、despite は「~しても~しなくても、どっちみち …」という意味で使います。またinspite of と混同して、間違えて despite of と表記しないよう注意しましょう。

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in spite of は「〜であるけど、驚くことに〜だ」と何か他のびっくりする事実を言及するために使います。

In spite of bad weather, we held the sports festival.
「悪天候にも関わらず、スポーツフェスティバルを開催した」

In spite of all our efforts, the summer campaign ended up in failure.
「我々のあらゆる努力にも関わらず、サマーキャンペーンは失敗に終わった」

一方 despite は「ある何かを防いだとしても、結局は何かが起こってしまう・・」というニュアンスを含みます。「~しても~しなくても、どっちみち …」という意味です。また inspite of と混同して、間違えて despite of と表記しないよう注意しましょう。

Despite going on a diet, I am still overweight.
「ダイエット中にも関わらず、相変わらず太ったままだ」

Despite the rain, we went out hiking.
「雨が降っているにも関わらずハイキングに出かけた」

However と Nevertheless は何が違うの?

However と Nevertheless はどちらも接続副詞で、基本的には文頭に起き、後ろには【,】(コンマ)を付けます。

However は「しかし、しかしながら」と意味は but と同じですが、but と比べて堅い印象があります。なので会話よりは文章などでよく使われます。

I love her. However, I desided to leave her.
「彼女のことを愛している。だけれども彼女の元を離れると決めた」

Nevertheless には「〜にも関わらず、それでもなお」という意味があります。

He had a fever. Nevertheless, he went on working.
「彼は発熱しているにもかかわらず、働き続けた」

「まだ」だけじゃない!文中にも文頭にも置ける yet

「(まだ)〜ない」という意味の yet を使って「しかし」や「けれども」という意味を表すこともできます。また yet は文頭にも文中にも使うことができます。

This story is strange yet true.
「この話は不思議だが真実である」

I don’t like him, and yet I have to work with him.
「彼のことが嫌いだけど、彼と一緒に働かなければならない」

この記事では but だけじゃない!「しかし」や「けれども」を表す英語を紹介しました。いずれも普段の会話だけでなくTOEIC などでもよく出題される内容なので、これを機会にしっかり覚えておきましょう。

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