【英文法】「any」と「some」の意味と違いは?「いくつか」を表す英語表現の使い方

any 意味 any 使い方

any は「いくつでも」や「どんな〜でも」といった意味があります。また基本的には any は【否定文】と【疑問文】で使うのに対して some は【肯定文】で使います。また not any で「1つの〜もない」と否定を強調します。また肯定文でしか使わない some ですが【疑問文】でも人にものをすすめるときや,yesと答えることが予想される場合には some を使います。詳しい使い方や意味を例文と一緒に確認しましょう。

「いくつでも」や「どんな〜でも」を意味する「any」

形容詞・副詞「any」の意味は「どんな〜でも」「どれでも」「だれでも」「いくつでも」「すべての」「少しも〜ない」といった意味があります。学校の授業で「some」は肯定文で「any」は疑問文と否定文で使うと覚えた方も多いでしょう。しかし一概にはそうではありません。実は「some」は疑問文や否定文にも使われ、「any」は肯定文にも使われます。

「any」と「some」の違いとは?

「any」はある範囲の中で対象を全く特定せずに「どれでも」「誰でも」「いつでも」といったニュアンスです。否定文では「全く〜ない」という意味です。「何もない」「誰もいない」「いつでも」といった特定できないイメージです。

一方で「some」はある範囲の中で特定の程度や量、時間を指しています。「some」は具体的な数値が測れない曖昧なものに使われます。「いくつかの」「何個かの」「いくらかの」という意味です。個数や分量、時間などにも使います。

You can read any example sentence.
あなたはどの例文も読むことができます。

「any」を肯定文で使った例です。「どの例文も」と訳したように、特定せずに「ここにあるどれでも」という意味です。このように「any」は疑問文・否定文に限定されず、肯定文にも使うことができます。

I don’t have any time on Sunday, but I can see you anytime Saturday.
私は日曜日は時間がありませんが、土曜日はいつでもあなたに会うことができます。

「any」の使い方

否定文と疑問文ではほとんど「any」が使われます。一般的な否定や疑問をやや強調する働きがあり、「少しも、ちょっとも」といったニュアンスがあります。否定文の 否定 + any は「少しも〜ない」と全否定になるのでしっかり押さえておきましょう! 例えば、「 I don’t have any more tea.」は「もうお茶がありません。」という意味です。肯定文で使われる例外は否定のニュアンスがある時です。例えば「There’s hardly any bread left.」は肯定文ですが、「何がほとんど残っていない」と否定のニュアンスが含まれます。

I don’t know any of the students who passed the exam.
私はその試験に合格した生徒を誰も知らない。

You can take any book you want.
もし欲しかったらどの本を持って行ってもいいですよ。

The salesperson showed me some samples.
営業マンは私にいくつかのサンプルを見せました。

Is there any water left in the bottle?
ボトルに少しでもお水が残っていますか?

passed the exam 試験に合格する

salesperson 営業マン

「any」の意味と使い方を徹底に理解しよう

今回は「any」の意味と使い方、「some」の違いをご紹介しました。「some」は計算したり測ることはできないけれども何か特定されているニュアンスです。しかし、「any」は全く特定されないことがポイントです。そのため、any は「全くない」と否定になることが多いのです。

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