英語【花 / 植物】の慣用句・フレーズ10選!花にまつわる英語表現

最終更新日: 2020年07月22日

花や草の名前は英語でも簡単だと思ってませんか?
植物関連の英語フレーズをどれだけ知っていますか?
come up roses バラが出現する?

watch grass grow ってどんな心情?
VoiceTubeと一緒にフレーズを学びましょう!
植物 英語 花 英語フレーズ

英語oliveを使った慣用句・イディオム「 olive branch」

olive branch は直訳すると「オリーブの枝」ですが、古代ギリシャ・ローマ時代には「平和」「和解」の象徴とされていました。動詞の hold out、offer、extend を併用することができます。
例えば: hold out an olive branchで和解、停戦を願う、となります。

After having a big fight, my dad held out an olive branch to my mom by offering to give her a massage.
激しい夫婦喧嘩のあとお父さんはお母さんにマッサージをすることで和解をした。

英語flowerを使った慣用句・イディオム 「flowery speech」

flowery は「華麗な」という意味があり、相手に向かって称賛したりするときに用います、ただ使い方によっては現実味に欠ける場合もあるので気を付けてください。

Rather than always using flowery speech, sometimes simple and clear language does a better job of getting your point across.
常に華麗な演説を繰り広げるより、時には簡単ではっきりした明確な言葉を用いるほうが観衆の心をつかむ場合もある。

hayを使った慣用句・イディオム「hit the hay」「make hay」

hay は「干し草」という意味です。昔、西方社会において寝る際に地面にひかれていました。こういった歴史もあり、のちに「ベッドに行く」「眠りに就く」という意味となりました。他にも hit the sack でも同じような意味になります。これは sack「麻で出来た寝袋」という単語に由来しています。

I’m gonna pick up my sister tomorrow at 6 am at the airport, so it’s time to hit the hay.
明日の朝6時に空港へ姉を迎えにいかなきゃならないので、私はもう眠りに就くわ。

lilyを使った慣用句・イディオム「gild the lily」

gild には「金メッキ」という意味があります。 gild the lily はユリの上に金をかぶせるように、「すでに美しい物の上に余計なモノをのせる」という意味になるのです。

Your headband is already gorgeous, adding other hair accessories would be gilding the lily.
あなたの髪飾りはすでにゴージャスなのに、他の飾りも付け足すなんて、せっかくの華やかさが台無しになる。

gardenを使った慣用句・イディオム「lead someone up the garden path」

心地良い庭の道で、相手を油断させることからこのようなフレーズが誕生しました。花園は通常複雑で入り込んでいることから、このように「陥れる」「迷子になる」というイメージが付きました。

The taxi driver led us up the garden path and took a detour.
タクシードライバーは私たちをだましてわざと迂回した。

それでは関連動画でフレーズを復習しましょう!下の動画をクリックすれば見られます!

【TED-Ed】「黒猫は縁起が悪い」このような迷信はどのように始まったのでしょう? (Where do superstitions come from? – Stuart Vyse)

 

hayを使った慣用句・イディオム「make hay」

このフレーズの語源は「日の照るうちに草を干せ、好機を逸するな」です。英語では Make hay while the sun shines. ですね。つまり「善は急げ」「良いと思ったことは直ちに実行せよ」ということです。ほかにも同じ意味で Strike while the iron is hot. 「鉄は熱いうちにうて」などがありますね! grasp the opportunity もチャンスを逃すな!という意味で使えます!

Since my parents will be on a business trip for three days, let’s make hay and throw a party!
両親が三日間の出張に出かけるので、パーティーをするチャンスを逃すな!

roseを使った慣用句・イディオム「come up roses」

come up とは「出現する」という意味でバラは「美しいもの」を象徴するので合わさって「成功」という意味になります。日本語でもバラ色になると言いますよね!他にもバラを使った表現はたくさんあります!例えば bed of roses は口語的には「安楽な身分、暮らし」を意味します。

I was feeling pretty down on my luck, but as of a couple of weeks ago, everything’s coming up roses!
運が悪くてとても落ち込んでいたけれども、数週間前から何事も上手くいくようになったんだ!

woodを使った慣用句・イディオム「Touch wood / knock on wood」

イギリス英語では touch wood,アメリカ英語では knock on wood。自慢話や調子のいいこと、幸運なことについて話した直後に禍を避けるための「おまじない」として使われる表現。これを言う代わりに木でできているものをたたいてみせることもあります。災難よけですね!日本語でいう「くわばらくわばら」のようなものです。他にも木に精霊が住んでいたり、キリスト教と関係があったりするので気になる人は調べてみてください!

I’ve never been caught skipping class. Touch wood!
授業をさぼってるんだけど、まだ一回も先生に捕まったことがないんだ。悪いことが起こりませんように!

grassを使った慣用句・イディオム「watch grass grow」「the grass is always greener」

草が伸びるのをじっと眺めて待つ様子をイメージしてもらえれば分かると思いますが、「最高につまらない様子」を表しています。

Even though her whole family loves watching football, Mary thinks the Super Bowl is like watching grass grow.
家族の皆が試合を見るのを好んでいるけれども、マリーはスーパーボウルの試合は最高につまらないと思っている。

 

このフレーズの原形は The grass is always greener on the other side of the fence.です。日本語でも似たようなことわざがありますね!!いつも他人のものの方が優れて見えることを表していますね!私たちは他人と比べがちですが、やっぱり自分の長所を引き出すほうが人生ずっと楽しくいられます!

One must not desire what others have but cherish one’s current life for the grass is always greener on the other side.
他の人を渇望するような必要はありません、今あるものを大切に己の力を伸ばしていってください。

 

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文/ Carol Chen
翻訳/ Hoshie
画像/ Photo byScott Webb,UnsplashCC licensed
参考資料/ UsingEnglish.com, The Free Dictionary

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