最終更新日: 2022年05月26日
英語で「とても〜」「すごく〜」と何かを強調したい時、つい very ばかり使っていませんか?実は会話で very を多用すると、幼稚な英語に聴こえてしまうかも!
この記事では、「とても〜」と強調したい時に very 以外で言い換えられる英単語を紹介します。会話の中で使えると、語彙が多く「スマート」な印象を与えられますので、しっかり覚えておきましょう!
目次
very と同じ意味を持つ副詞:pretty / so / extremely
very と同じく「とても〜」という意味でよく使われる副詞に pretty / so / extremely などがあります。1つずつ違いを見ていきましょう!
pretty 「かなり、非常に」
pretty は形容詞だと「素敵な」や「かわいらしい」という意味ですが、副詞だと very と同じように「とても」や「かなり」という意味になります。
It’s pretty cold this winter.
「今年の冬はかなり寒い」
so 「とても、非常に」
very よりも、よりカジュアルなニュアンスで使われているのは so です。日本語でいう「超、めっちゃ」に近い意味で使われています。会話では so を強く発音することでより強調することができます。
He is so handsome!
「彼は超ハンサム!」
extremely 「極めて・非常に」
very よりも程度がさらに激しい時に使えるのが extremely です。また extremely は論文などでよく使われ、very よりも硬い印象があります。
I’m extremely sorry about that.
「そのことについては大変申し訳ございませんでした」
他にも incredibly 「信じられないほどに」、markedly「著しく」、really 「本当に」など、very と似た意味を持つ副詞はたくさんあります!
単語自体に very の意味を含む英単語
very を他の副詞に言い換えるだけでなく、他の very の意味を含む英単語に置き換えることもできます。これらの単語を覚えて、語彙力を高めましょう!
まずはボイスチューブでどんな言い換えの単語があるか、簡単に確認しましょう!
【英会話】語彙を増やそう!very + 〇〇 言い換え英単語
very big → huge「巨大な」
huge は形や大きさなどが「とても大きい」と表したい時に使う形容詞です。またそれ以外にも a huge success 「大成功」のように規模や程度の大きさを表すこともできます。
Tokyo is a huge city.
「東京は巨大な都市です」
I’m a huge fan of BTS!
「わたしはBTSの大ファンです!」
very small → tiny 「極小の・とても小さい」
反対に「とても小さい」と表したい時は tiny が使えます。客観的にみてかなり小さいという場合に tiny を使います。また赤ちゃんの小さな手など、赤ちゃんを形容する際にもこの tiny がよく使われます。
A tiny insect moved in the box.
「箱の中でとても小さな虫が動いた」
The baby held out his tiny hand.
「赤ちゃんは彼の小さな手を差し出した」
very hungry → starving 「お腹がペコペコな」
starving は「餓死する」という意味の動詞 starve の現在分詞形です。starving を使うことで「お腹が空いて死にそう!」と hungry よりもさらに空腹であること表すことができます。
I’m starving! Let’s break into those chocolates.
「もうお腹ペコペコだよ!あそこにあるチョコレートを食べよう!」
very tired → exhausted「疲れ果てた、クタクタな」
exhausted は体力を完全に使い切ってクタクタに疲れ果てた様子を表す形容詞です。
She has been exhausted from overwork.
「彼女は過労で疲れ果てています」
very quick → rapid 「急速な・迅速な」
rapid は速度がかなり速いという意味の形容詞です。例えば PCR よりも短時間で結果がわかる「抗体検査」は英語では Rapid Antigen Test と表記します。
The growth in population is very rapid in developing countries.
「発展途上国の人口増加は急速だ。」
very cold → freezing「凍るように寒い」
freezing は「凍る」という意味の動詞 freeze の現在分詞形で「凍るように寒い」と、寒さを強調したい時に使えます。
It was freezing this morning.
「今朝は凍えるほど寒かった」
very serious → grave「深刻な・重大な」
grave は名詞だと「お墓」という意味ですが、形容詞だと責任や問題が「重大な」や「深刻な」というように、ある事の重大さを表すことができます。
He made a grave error.
「彼は重大なミスを犯した」
very angry → furious 「激怒した」
furious は「激しく怒った」という意味の形容詞です。叙述的用法において、furious with someone で「人に激怒する」、furious at 出来事で「(物事)に対して激怒する」という意味になります。
He was furious with her.
「彼は彼女に激怒した」
She was furious at his decision.
「彼女は彼の決定に激怒した」
very bad → terrible 「ひどい」
とても悪いと表したい場合は「ひどい・最悪な」という意味の形容詞 terrible を使うこともできます。
This movie is terrible.
「この映画は最悪だ」
very good → excellent「非常に優れた」
反対にとても良いと表したい場合は「非常に優れた・優秀な」という意味の excellent を使うこともできます。他にも amazing や magnificent に言い換えることもできます。
It was an excellent performance.
「最高のパフォーマンスでした」
You’re amazing!
「あなたは素晴らしい!」
very clever → brilliant「立派な・素晴らしい」
brilliant は「(宝石・日光などが)光り輝く」という意味に、「優秀な・才能がある」という意味があり、「とても賢い」と表したい場合にも使うこともできます。
He is a brilliant doctor.
「彼は非常に優秀なドクターです」
さらに多くの very を言い換えられる英単語をボイスチューブの動画で確認しましょう!
この記事では very の言い換えに使える英単語を紹介しました。会話で何かを強調したい時に very の代わりにこれらの単語を使うことで、相手により「賢い」印象を与えることができます。ぜひしっかり覚えて、会話で使ってみてください。
あわせて読みたい!
ボイスチューブなら、エンタメや雑学、ニュースなどさまざまな動画を使って楽しく英語が学べます。今すぐアプリを無料でダウンロードして、楽しい英語学習ライフを始めてみませんか?