「shout」と「scream」と「yell」の違いとは?「大声を出す」を意味する英語表現

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「shout」と「scream」と「yell」は、それぞれ意味合いに微妙な違いがあります。すべて「大声を出す」「叫ぶ」などの意味を持っている動詞ですが、使う場面が異なるので注意が必要です。今回は、混合しやすい「shout」と「scream」と「yell」の使い方を英語例文付きで解説します。

「shout」と「scream」と「yell」の違いと使い分け方

「shout」は誰かを怒鳴る時や、相手に声が届きにくい状況で伝えたい時に使われます。「叫ぶ」を意味する動詞の中では、最も一般的な単語です。

「scream 」は甲高い声で叫ぶ時に使われる動詞で「悲鳴を上げる」という意味を持ちます。主に、恐怖や苦痛、喜びなどの感情が高ぶった時に用いられる単語です。子供や女性を主語とすることが多く、高く鋭い声をイメージするとわかりやすいでしょう。

「yell」はスポーツの応援時や感情が高ぶっている時など、さまざまな場面で使用されます。「shout」との違いは、声の大きさです。「shout」は「scream」よりも更に大きい叫び声を意味します。

「shout」と「scream」と「yell」の英語例文

「shout」と「scream」と「yell」を使った英語例文をご紹介します。それぞれのニュアンスの違いを意識しながら読んでみましょう。

Please don’t shout at me like that. You need to calm down.
そんな風に怒鳴らないで。落ち着こうよ。

Daniel shouted to his friend standing across the river.
ダニエルは道の向こうに立っている友達に向かって叫んだ。

I started to scream because the movie was so scary.
その映画がとても怖かったから叫びそうになったよ。

She screamed when she saw the bear coming for her.
彼女は熊が近づいてくるのを見て悲鳴を上げた。

My mom yelled at me for doing something stupid.
お母さんは馬鹿なことをした私を怒鳴りました。

calm down 落ち着いて

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「大声を出す」を表すその他の英語表現

「shout」と「scream」と「yell」の他にも、「大声を出す」「叫ぶ」を表す英語表現がいくつかあります。

「holler」は「shout」と同じニュアンスで使われ、「叫ぶ」「大声を上げる」という意味を持つ単語です。名詞の場合は、「叫び」「大声」を意味します。

There were a lot of striking workers hollering slogans at the airport. 
空港にはストライキで大声を上げている多くの労働者たちがいた。

「cry」も叫び声を上げる時に使われる動詞です。通常、「叫ぶ」と表現する時は、「cry out」と表します。ただし、「泣く」という意味があるため、誤って伝わらないように注意しましょう。

The boy was crying out in pain after he sprained his ankle.
その男の子は捻挫した足首の痛みで叫び声をあげていた。

「shriek」は動詞で使う場合は、「金切り声を出す」を意味します。名詞では「悲鳴」「金切り声」を表す単語です。

She shrieked when she saw the snake for the first time.
彼女ははじめてヘビを見た時、金切り声を出しました。

sprained ankle 捻挫した足首

まとめ|「shout」と「scream」と「yell」の違いをしっかり理解しよう!

今回は、「shout」と「scream」と「yell」の違いについてご説明しました。すべて「大声を出す」という意味がありますが、使われる場面や音のボリュームなどが異なります。お伝えした内容を参考にして、上手に使い分けてくださいね!

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ライター/ Yuka Kaneda
画像/abi ismail, CC Licensed