不朽の名作『タイタニック』の名言で英語を学ぼう!

4月14日は「タイタニックの日」です。

1912 年のこの日、イギリスの大型客船「タイタニック号」が、北大西洋ニューファンドランド沖で氷山に激突し、乗客乗員 2,208 人のうち 1,513 人が死亡または行方不明となる大惨事となりました。

のちに「タイタニック号沈没事件」は 1997 年にジェームズ・キャメロン監督によって映画化され、大ヒットしました。

この記事ではそんな不朽の名作『タイタニック』の名言、その中でもレオナルド・ディカプリオが演じた主人公ジャック・ドーソンのかっこいい名言を英語の解説とともに紹介します。

When you got nothing, you got nothing to lose.「何もないときは、何も失うものがない時だよ」

貧しい少年のジャックは、タイタニック出航前、ポーカーで所持していたお金を全て賭けました。友人のファブリツォが「何もかも賭けて大丈夫なの?!」と心配して尋ねた際に答えたセリフです。何もないということは、逆にいえば失うものがない、だからこそジャックは大胆な行動に出られました。

lose は「失う」という意味の動詞です。過去形・過去分詞形は lost です。loss は名詞で「喪失、紛失」という意味です。lose / lost / loss この 3 つは混乱しやすい単語なのでしっかり復習しておきましょう!

Be careful not to lose your money on gambling.
「ギャンブルでお金を失わないように気をつけて」

I lost my ticket on the train.
「電車で切符をなくしてしまった」

I would like to join a weight loss program.
「減量プログラムに参加したいです」

I’m the king of the world!「世界は俺のものだ!」

全てを賭けたポーカーでジャックは見事勝利し、タイタニック号のチケットを手に入れました。出航の日、ジャックは船首でジャンプするイルカの姿を見てテンションが上がり思わず叫んだのがこのセリフです。実はこれ、レオナルド・ディカプリオのアドリブだったそうです。

king は「王様」という意味で、直訳すると「わたしは世界の王様だ」になりますが、世界の全てを支配する王=世界は俺のものだ!と意訳しています。

I figure life is a gift and I don’t intend on wasting it.「人生は贈り物、だから僕はそれを無駄にするつもりはない」

ジャックがお金持ちのローズの家族との食事の場で、ローズの母親が貧しい家庭のジャックに恥をかかせようと容赦ない質問をしたときに答えたジャックのセリフです。

figure は名詞で「形、図」という意味以外に、動詞で「〜だと思う、〜だと考える」という意味もあります。

intend は「〜するつもりである」という意味の動詞です。他に meanplan も「〜するつもりである」という意味で使われますが、intend は他の2つに比べてより重要なことを意図する時に使います。

実際にセリフを話しているところを、ボイスチューブの動画で見て、正しい発音を確認しましょう!

映画「タイタニック3D」公式予告編

You never know what hand you’re gonna get dealt next. You learn to take life as it comes at you to make each day count.「次にどんな手札が来るかわからない。与えられた人生が来るだけ。だから1日1日を大切にしたい」

ローズの家族との食事の際に、ジャックは自分の人生について語ります。貧しくて橋の下で眠っていた日もあれば、ポーカーの賭けに成功し、今は世界一の豪華客船で素敵なシャンパンを飲んでいる。人生は何があるかわからないから、一瞬一瞬を大切にすべきだと語りました。

dealt は動詞 deal の過去分詞形で、「分けられる、配られる」という意味です。手元に配られる=手札 という意味になり、ジャックがタイタニック号に来るきっかけとなったポーカーを比喩しています。

count は「(数や秒数を)数える」という意味以外に「重要である、値打ちがある」という意味もあります。よって、make each day count で「毎日を大切に生きる」という意味になります。

Winning that ticket was the best thing that ever happened to me. It brought me to you.「船の切符を勝ち取ったことは人生最大の贈り物だった。君に出会えたから」

タイタニック号が海に沈み、冷たい海の上に浮かぶジャックとローズ。そんな状況でありながらもジャックはローズに、この船のチケットを手に入れたことは人生最大の贈り物であると語りました。なぜなら愛すべきローズと出会えたから。ローズへの愛が溢れるロマンティックなセリフです。

happen to で「(〜に)起こる、降りかかる」という意味です。このチケットを得たことは私に起こったことの中で最も良いことだったと話しています。

brought は「連れてくる、持ってくる」という意味の動詞 bring の過去形です。このチケットこそジャックに運命の相手であるローズを連れてきてくれたと話しています。

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