「ボーナス」は英語で何と言う?“bonus”の意味、英語圏との違いを徹底解説!

最終更新日: 2025年07月29日

「ボーナス」は英語でも同じく”bonus”と表現します。しかしながらその意味合いは日本語と英語では少し異なり、使われる場面も異なります。そこで、今回は日本と英語圏での違いや、説明する方法、関連する英単語などを紹介します。

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ボーナスとは?日本と英語圏での違い

differences between Japan and overseas

日本での「ボーナス」は、通常、夏と冬の年2回支給される特別賞与を指します。これは「定期的にある追加報酬」であり、ほとんどの正社員が受け取る文化が根付いています。一方、英語の bonus は、基本給とは別の「インセンティブ全般」を意味し、支給の有無・タイミング・理由も企業や業績によって大きく異なります。

例文:

This bonus acts as an incentive for the sales staff.
このボーナスは営業スタッフへのインセンティブとして支給されます。

We’re offering sign-on bonuses to attract talented employees.
優秀な人材確保のために契約ボーナスを提供しています。

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日本の「ボーナス制度」を英語で説明するには?


日本のボーナス制度は、英語圏の文化とは大きく異なるため、海外の同僚や上司、採用担当者に説明する必要がある場面もあります。以下のように伝えると分かりやすいでしょう。

In Japan, it’s common for full-time employees to receive bonuses twice a year — typically in summer and winter.
日本では、正社員が年に2回、夏と冬にボーナスを受け取るのが一般的です。

These bonuses are not necessarily tied to performance, but are often based on company profits and seniority.
このボーナスは必ずしも業績連動ではなく、企業の利益や勤続年数に基づいて支給されることが多いです。

Bonuses can amount to several months’ worth of salary, and are often considered part of the expected annual income.
ボーナスは月給の数か月分に相当することもあり、年間収入の一部として期待されています。

Even though not legally required, most large companies in Japan pay bonuses as part of their compensation packages.
法的義務はないものの、日本の大企業の多くが報酬制度の一部としてボーナスを支給しています。

<説明ポイント>

  • 支給回数:夏と冬の年2回が基本(会社によって異なる)
  • 支給基準:勤続年数・会社業績・部署単位の評価など
  • 文化的背景:「生活費の一部」「家族サービス」「ローン返済」などにもボーナスが組み込まれている

注意点:日本では“bonus”が「当たり前」と思われがちだが、英語圏ではそうではない

英語圏の「ボーナス文化」の特徴

英語の「bonus」の意味は、「おまけ」や「思いがけない贈り物」と言う意味です。そのため、賞与や特別手当、契約金、株主への優待、政府の補助金など、メインのお金とは別にもらえるものに幅広く使われる言葉であり、日本のように会社からもらえる臨時収入という意味では使いません。特に米国・カナダ・英国などでは、ボーナスの支給は主に以下の条件に依存します。

  • 企業の業績
  • 個人の成果
  • 契約内容(交渉次第)

<ポイント>

年末ボーナスや夏のボーナスのような「定期的なボーナス文化」は英語圏では一般的ではありません。“bonus” の定義は、企業・職種・交渉力・地域によって大きく異なります。

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英語での「ボーナス」表現一覧

expression for bonus

英語での「ボーナス」に関する表現を紹介します。ちなみに…「bonus」は可算名詞で、a bonus / two bonuses のように数えられます。ボーナスは1回ずつ支給されたり種類が分かれたりするため、数えることが可能なのです。制度名・種類名として紹介する場合 は「単数系」複数の支給や種類をまとめて言うときは「 複数形(bonuses)」を使います。

  • 年間ボーナス annual bonus 年1回の評価に基づく賞与
  • 年末ボーナス year-end bonus / Christmas bonus 年度末やクリスマス時期の特別賞与
  • 夏のボーナス summer bonus 日本特有の夏季ボーナス
  • 契約ボーナス sign-on bonus 入社時に支給される一時金
  • 成果連動型ボーナス performance-based bonus 業績やKPI達成に応じて変動
  • 完了報奨 completion bonus プロジェクト完了時に支給される報奨金
  • 退職ボーナス severance bonus 退職・早期退職時の追加報酬

関連キーワード・類似語の英語表現


  • incentive:インセンティブ(動機付けとなる報酬)
  • reward:報酬(努力や成果に対する)
  • allowance:手当(通勤費、住宅手当など)
  • gratuity:謝礼(感謝の意を込めた報酬)
  • commission:歩合給(営業成果などに応じて)

 

「ボーナス」に関する英語フレーズ集

examples about bonus

ボーナスを伝える・尋ねる


I will receive a bonus this year.
今年ボーナスをもらいます。

My company gives bonuses twice a year.
私の会社は年2回ボーナスを支給します。

Could you tell me when the bonus will be paid?
ボーナスの支給日はいつですか?

Is there a sign-on bonus for this position?
このポジションに契約ボーナスはありますか?

給与明細・求人票に出てくる “bonus” 表現例


Performance bonus available
成果報酬型ボーナスあり

Annual bonus based on company results
業績連動の年間ボーナス

Sign-on bonus of $5,000 offered
5,000ドルの契約ボーナスあり

No regular bonuses provided
定期的なボーナスの支給はありません

ボーナスに関するよくあるQ&A

Q. sign-on bonus(契約ボーナス)は面接で交渉できますか?


はい。欧米では、年俸や福利厚生と並び、入社時に交渉することが一般的です。

Q. 英語で「ボーナスなし」は何と言いますか?


No bonuses are provided. This position does not include regular bonuses.
賞与はありません。このポジションには定期ボーナスは含まれていません。

Q. ボーナスは課税対象ですか?


米国・イギリス・日本など多くの国で課税対象です。税率や控除は国・州・所得額によって異なります。

“bonus”の使われ方を動画でチェック

“bonus”がどのように使われるのか動画でチェックしましょう!

分かりやすい心理学の動画で bonus の使い方をチェック!bonus

まとめ

日本の「ボーナス」と英語の bonus は意味・文化的背景が大きく異なります。さまざまな種類のボーナス表現(sign-on bonus、performance bonus など)を理解しておくことで、海外のビジネスシーンや求人票も読み解けるようになります。英語での交渉力やキャリアアップにも役立つ知識として、ぜひ活用してください。

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