最終更新日: 2022年09月06日
「ボーナス」は英語でも同じく「bonus」と言います。しかしながらその意味合いは日本語と英語では少し異なり、また使われる場面も異なります。今回は決算賞与や夏のボーナスなど、場面ごとのボーナスの英語や、アメリカやカナダなど海外のボーナス事情についても紹介します。
日本では年に 2 回決まって支給されたり、「給与の数ヶ月分」と額が決まっている臨時収入のことを「ボーナス」と捉える方が多いと思います。
しかし、アメリカやカナダなど海外の場合、業績が良かった場合の対価としての意味合いが強く、支給されない場合もあります。また、金額も業績によって変わるため、日本ほどボーナスをあてにして買い物をするという文化はなかったりします。
目次
1.「Bonus」の意味合いとは?
英語の「bonus」の意味は、「おまけ」や「思いがけない贈り物」と言う意味です。
そのため、賞与や特別手当、契約金、株主への優待、政府の補助金など、メインのお金とは別にもらえるものに幅広く使われる言葉であり、日本のように会社からもらえる臨時収入という意味では使いません。
This bonus acts as an incentive to the sales staff.
ボーナスは販売部員に対し、やる気を起こさせるような効き目がある。For example, we’re using headhunters and offering sign-on bonuses to entice high performers.
たとえば、ヘッドハンターを使ったり、高い成果を上げている人を呼び込むために契約金を提示したりしているのですよ。
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また「bonus」は可算名詞(数えられる名詞)なので、単数形の「a」か、複数形の「s」のどちらかが必要です。
2.「Bonus」の様々な派生語
ボーナスの意味合いが理解できたところでその派生語を紹介して行きます。
先ほどお伝えしたように賞与や特別手当、契約金、株主への優待、政府の補助金などにも使うことのできる単語なのでそれに応じた派生語がいくつもあります。
1. annual bonus (年 1 回のボーナス)
日本のボーナスに近いニュアンスを持つ言葉です。会社から決まった時期に数ヶ月分の給与が与えられるときに使う言葉です。
The company temporarily stopped its practice of giving annual bonuses.
その会社は年間ボーナスの実施を、一時中止した。
2. year-end bonus, Christmas bonus (年末賞与)
上記と似たような意味ですが、こちらは時期の決まった賞与でクリスマスや年末のボーナスだけを指して言う言葉です。また
アメリカなど欧米では、クリスマスが日本人にとってのお正月のような大きなイベントです。家族が集まったり、プレゼントを贈り合ったりするため、年末のボーナスは「Christmas bonus」といいます。日本の会社の「年末賞与」のことを言う場合は、「year-end bonus」をと呼びます。
You must offer a year-end bonus to that employee.
あなたは、その人に年末賞与をもらわなければなりません。
3.その他 Bonus を使った英語表現
他にも以下のような臨時収入には「Bonus」を付けて表します。
summer bonus(夏のボーナス)
extra bonus(臨時ボーナス)
bonus calculation(賞与計算)
officer’s bonus(役員賞与)
completion bonus(成功報酬)
incentive bonus(奨励金)
以上、「bonus」にまつわる英語の紹介でした。
英語だと日本語以上により広い意味で使うことのできる表現ですので是非この機会に英語での言い方をまとめて覚えておきましょう。
使いこなせるとあなたの英語の表現の幅が広がることは間違いないので今回紹介した例文を参考にしてぜひ実践の英会話でも役立ててみてください。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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文/ Aki
翻訳/ Aki
画像/Dear, CC Licensed