選ぶは「Choose」「Pick」「Select」のどれ?違いを解説!

最終更新日: 2024年11月21日

「選ぶ」の英単語には”Choose”と”Pick”と”Selectがありますよね!どれをどんな時に使うかしっかり理解できていますか
?実は微妙な違いがあり、シチュエーションによって使い分ける必要があります。今回はこの3つの違いと、使い方について詳しく解説していきます。

VoiceTube は、動画で英語学習ができるサービスです。動画の種類が豊富なので、あなたの好きが絶対ある!再生スピードも調整できるので、リスニングの練習にもぴったりです✨

>>VoiceTube をチェックする<<

 

ChooseとPickとSelectの違いは?

英語で「選ぶ」という意味を持つChoosePickSelectは、似た意味を持ちながらもニュアンスや使用場面に違いがあります。

  • Choose:意思決定を伴う選択
  • Pick:直感的でカジュアルな選択
  • Select:フォーマルで慎重な選択

以下にそれぞれの詳細を説明します。

Choose


Chooseは、選択肢の中から何かを選ぶ際に広く使われる言葉です。主に意思決定が伴う場面で用いられることが特徴です。選択肢が2つ以上あり、その中から自分の好みや目的に合ったものを選ぶプロセスが強調されます。

    • You need to choose a career path that suits your skills. (あなたのスキルに合ったキャリアパスを選ぶ必要があります。)
    • After much thought, she chose to move to another city. (たくさん考えた末に、彼女は別の都市に引っ越すことを選びました。)

Pick


Pickは、日常的かつカジュアルなニュアンスを持つ言葉です。どちらかといえば、軽い気持ちや直感的に何かを選ぶイメージがあります。また、手で何かを「つまむ」という動作にも関連します。

    • Can you pick me up a snack from the store? (お店で軽食を買ってきてくれる?)
    • He picked the first option without much thought. (彼はあまり考えずに最初の選択肢を選びました。)

Select


Selectは、よりフォーマルで慎重に選ぶニュアンスを持ちます。特に、複数の選択肢から「基準に基づいて慎重に選ぶ」イメージが強いです。ビジネスや公式な文脈でよく使われます。

    • Please select the most suitable candidate for the role. (その役職に最も適した候補者を選んでください。)
    • The restaurant offers a carefully selected menu of dishes. (そのレストランでは厳選されたメニューを提供しています。)

会話での使われ方:Choose vs Pick vs Select

日常会話では、Pickが最もよく使われ、カジュアルな場面で多用されます。Chooseは会話でも使われますが、やや意思決定の重みが感じられる場面で使われます。一方でSelectはフォーマルな場で使われるため、日常会話ではあまり登場しません。

Pick


    • Which ice cream flavor do you want? (どのアイスクリームが欲しい?)
    • I’ll pick chocolate. (チョコレートにする)

Choose


    • Did you choose a college to attend yet? (もう進学する大学を選びましたか?)
    • She needs more time to choose between the two offers. (2つのオファーのどちらを選ぶか、もう少し時間が必要です。)

Select


    • Please select your payment method. (支払い方法を選択してください。)
    • He was selected as the team leader. (彼はチームリーダーに選ばれました。)

ビジネスシーンでの使い分け

ビジネスでは、特にSelectがよく使われます。フォーマルで慎重なニュアンスを含むため、プレゼンや公式なメールに適しています。Chooseも意思決定を強調する場面で使われますが、Pickはカジュアルすぎるため、ビジネスではほとんど使われません。

Advertisements

Select


    • Please select the best option for our budget proposal. (予算案に最適なオプションを選んでください。)
    • We have selected a vendor after careful consideration. (慎重に検討して業者を選定しました。)

Choose


    • The board chose to proceed with the merger. (取締役会は合併を進めることを選択しました。)
    • Employees are free to choose their own work schedules. (従業員は自分の勤務スケジュールを自由に選ぶことができます。)

ChooseとPickとSelectの例文

それぞれの単語を使った例文を5つずつ紹介します。

Choose


  • She chose the red dress over the blue one. (彼女は青いドレスより赤いドレスを選びました。)
  • It’s hard to choose between these two beautiful paintings. (この2つの美しい絵の間で選ぶのは難しいです。)
  • You have the freedom to choose your own path in life. (あなたには自分の道を選ぶ自由があります。)
  • I can’t choose my favorite book because I love them all. (全部大好きなので、お気に入りの本を選べません。)
  • Please choose wisely; this decision will affect your future. (賢く選んでください。この決定はあなたの将来に影響を与えます。)

Pick


  • Can you pick a card from the deck? (トランプの山からカードを1枚選んでくれますか?)
  • He picked a random name from the list. (彼はリストからランダムに名前を選びました。)
  • Let’s pick a restaurant for dinner. (夕食のレストランを選びましょう。)
  • She picked up a beautiful flower from the garden. (彼女は庭から美しい花を摘みました。)
  • You can pick any seat you like in the theater. (劇場では好きな席を選んでいいですよ。)

Select


  • The teacher selected the best essays for publication. (先生は出版のため、最優秀の作文を選びました。)
  • You need to select your preferences on the form. (フォームで自分の好みを選択する必要があります。)
  • Our team has selected the top three finalists. (私たちのチームはトップ3のファイナリストを選びました。)
  • The system automatically selects the fastest route. (システムは自動的に最速のルートを選択します。)
  • Please select your preferred language from the dropdown menu. (ドロップダウンメニューから希望の言語を選んでください。)

ChooseとPickとSelectを使ったフレーズ

Choose


1. choose wisely:賢く選ぶ

You only have one chance, so choose wisely. (1回しかチャンスがないので、賢く選びなさい。)

2. have no choice but to 〜:〜せざるを得ない

I have no choice but to accept the offer. (その申し出を受け入れるしかない。)

3. choose from a variety of options:多くの選択肢から選ぶ

Customers can choose from a variety of options on our website. (お客様は当社のウェブサイトで多くの選択肢から選ぶことができます。)

Pick


1. pick and choose:自由に選ぶ

In this course, you can pick and choose the topics you want to learn. (このコースでは学びたいトピックを自由に選ぶことができます。)

2. pick up the pace:ペースを上げる

We need to pick up the pace to finish on time. (時間通りに終わらせるには、ペースを上げる必要があります。)

3. pick a fight:喧嘩を吹っかける

He always picks a fight over trivial matters. (彼はいつも些細なことで喧嘩を吹っかけてくる。)

Select


1. select few:選ばれた少数の人々

The award was given to a select few who demonstrated exceptional talent. (賞は特別な才能を示した少数の人々に授与されました。)

2. hand-selected:厳選された

These are hand-selected wines from the finest wineries in the region. (これらは地域の最高のワイナリーから厳選されたワインです。)

3. select from a pool of candidates:候補者から選ぶ

The hiring team selects from a pool of qualified candidates. (採用チームは資格を持つ候補者の中から選びます。)

ChooseとPickとSelectのよくある間違い

PickとChooseの混同


軽い選択(pick)をすべき場面で、意思決定を強調するchooseを使ってしまうことがあります。

    • 誤:I chose a coffee from the vending machine.
    • 正:I picked a coffee from the vending machine.

自動販売機で意思決定するほどではなく、軽い選択なので”Pick”が適切です。

Selectを日常会話で使いすぎる


Selectはフォーマルな表現なので、日常的な場面で使用すると不自然になります。

    • 誤:I will select a shirt to wear today.
    • 正:I will pick a shirt to wear today.

今日着るシャツを選ぶことは、フォーマルで慎重な状況ではないので”Pick”が適切です。

「選ぶ」の別表現

decide


最終的な決断を意味します。

例文: I can’t decide whether to take the job or not.
その仕事を引き受けるべきかどうか決められません。

opt


選択肢の中から1つを選ぶことを表します。

例文: Many students opt to study abroad during their college years.
多くの学生が大学時代に留学を選びます。

elect


投票などで選ばれる場合に使用します。

例文: The citizens elected a new mayor in the recent election.
市民は最近の選挙で新しい市長を選びました。

make a choice


選択を行うことを意味します。

例文
: It’s time to make a choice about your future.
自分の将来について選択をする時です。

まとめ

今回は似ている英単語”Choose/Pick/Select”の違いについて解説しました。この3つの単語を使いこなして、よりナチュラルな英語を話せるようになりましょう!

VoiceTube は、動画で英語学習ができるサービスです。動画の種類が豊富なので、あなたの好きが絶対ある!再生スピードも調整できるので、リスニングの練習にもぴったりです✨

>>VoiceTube をチェックする<<

 

関連記事

コンテンツ監修者:Eri

留学経験なしで英語を習得した純日本人。英会話スクールとオンライン英会話スクールの両方で勤務し、生徒への学習アドバイスや外国人講師の採用を経験。長年の英語学習業界の経験と自身が英語を習得した方法やコツを元に、英語学習ライターとして活動中。

Exit mobile version