最終更新日: 2025年08月31日

「さようなら」の英語として、真っ先に思いつく英語は”GoodBye”ではないでしょうか。でも、映画やアニメで”Farewell”が使われていることも!でも、日本人にはちょっと馴染みのない言葉かもしれません。そこで、今回は”Goodbye”と”Farewell”の違いについて解説します🔍
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目次
1. GoodbyeとFarewellの違い
両方とも意味は同じで「さようなら」です。違いは“Goodbye”が「カジュアル」で、“Farewell”は「フォーマル」な表現です。日常会話では”Goodbye”を使用することの方が多く、“Farewell”は「ビジネスシーン」や「長期でのお別れ」「感動的な場面」などで使われます。例えば「送別会」などは”Farewell Party”と表されます。つまり、日常会話では Goodbye が基本。特別なシーンや感動的な別れには Farewell がふさわしいと言えるでしょう。

語源から見るニュアンスの違い
Goodbye は、もともと「God be with ye(神があなたと共にありますように)」が縮まってできた言葉です。現代では宗教的な意味合いは薄れ、単純に「さようなら」として使われています。(yeは当時の 二人称複数(youの古い形) を指しており、単数・複数どちらでも使われることがありました。)
一方、Farewell は”fare(進む)+ well(良く)” から成り立ち、「良い旅を」「幸運を祈る」といった思いが込められています。そのため、より文学的で深みのある響きを持っています。👇の動画でも解説されているので、よかったら参考にしてみてください!
2. Goodbyeの使い方と例文
Goodbye は普段の別れのあいさつとして気軽に使えます。友達同士の会話でも、職場で仕事を終えて帰るときでも自然に使える便利な表現です。
1. Goodbye, see you tomorrow!
「さようなら、また明日ね!」
カジュアルな別れのあいさつで、日常的に友人や同僚に使えます。
2. It’s hard to say goodbye after such a great time.
「楽しい時間を過ごした後にお別れするのは辛いです。」
感情を込めた言い方で、特に名残惜しい別れのときに使われます。
3. I’ll say goodbye here. Take care!
「ここでお別れしますね。気をつけてね!」
「ここで失礼します」というニュアンスで、少し改まったシーンにも自然に使えます。
4. Goodbye for now, but we’ll meet again soon.
「ひとまずさようなら、でもすぐにまた会いましょう。」
「またすぐ会える」という前向きな気持ちを伝える表現です。
5. We waved goodbye as the train left the station.
「列車が駅を出るときに手を振ってさようならをしました。」
動作とともに「goodbye」を描写しており、日常的なシーンを表すのにぴったりです。
3. Farewell の使い方と例文
Farewell は、送別会や最後の別れといったフォーマルな場面で使われます。文学や映画、スピーチの中など、感情を込めた特別なシーンで耳にすることが多い表現です。
1. Farewell, my friend. May our paths cross again.
「さようなら、友よ。また道が交わることを願っています。」
古風で感情的な響きを持ち、特に深い別れのときに使われます。
2. The farewell party was filled with both joy and tears.
「送別会は喜びと涙で満たされていました。」
「farewell」は名詞としても使え、送別会などの場面を表現します。
3. Farewell, this is where our journey together ends.
「さようなら、ここで私たちの旅が終わります。」
終わりを強調した表現で、劇的な別れの場面にふさわしい言い方です。
4. He bid them farewell and embarked on a new adventure.
「彼はみんなに別れを告げ、新しい冒険に旅立ちました。」
「bid farewell」で「別れを告げる」というややフォーマルな言い回しになります。
5. It was a solemn farewell, filled with heartfelt words.
「それは心のこもった言葉に満ちた厳粛な別れでした。」
フォーマルかつ感情的な場面にふさわしく、日常会話よりも文章やスピーチでよく見られます。
4. その他の「さようなら」表現
Goodbye や Farewell 以外にも、「さようなら」を表す英語はたくさんあります。例えば “Bye”や”Bye-bye”は最もカジュアルで、子ども同士や親しい間柄でよく使われます。
また”See you soon”や”See you later”は「またね」という軽い言い方、”Take care”は「気をつけてね」という優しい気持ちを込めた表現です。少し文学的な響きを持つ”So long”もあり、歌詞や映画で使われることがあります。
このように、状況に合わせて「さようなら」の英語表現を使い分けられると、会話がより自然になります。
5. 映画や音楽でのFarewell
Farewell は日常会話よりも、映画や音楽、文学的な表現で使われることが多い言葉です。ディズニーの名作『トイ・ストーリー』のセリフにも登場しますし、ビートルズやセリーヌ・ディオンといった有名アーティストの楽曲にもよく使われています。感動的な場面や最後の別れを描くときに”Farewell”が選ばれます。
「トイストーリー」の中の”Farewell”は、ぜひ動画でシーンを確認してみてください👇
トイストーリーに登場する英語も紹介しているので、ぜひチェックしてみてください👇
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6. まとめ
Goodbye と Farewell はどちらも「さようなら」を意味しますが、使う場面が異なります。Goodbye は日常的でカジュアルな表現、Farewell はフォーマルで感情的な場面にふさわしい表現です。
普段の会話では Goodbye を使えば十分ですが、送別会や感動的な別れの場面では Farewell を選ぶと、より自然でネイティブらしい英語になります。映画や音楽に触れるときも、この違いを意識すると理解がぐっと深まります!
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コンテンツ監修者:Eri
