【2020年】英検2級のリスニング勉強法!試験構成や点数の目安、おすすめ勉強法も紹介

英検2級になると、実用会話レベルのリスニング力が求められます。今回は英検2級のリスニングパートで高得点を取るための対策法おすすめ学習法、出題内容、試験構成などをご紹介します!英検2級を受ける多くの方にとってリスニングパートは大きな得点源になります。

英検2級のリスニングパートの試験内容

英検2級のリスニングはリーディングとライティングの85分間を終えた後に始まります。リスニングパートはおよそ25分間です。英検のリスニングはリーディングとライティングが終わった状態でおこなうことになるので、いかに集中力を保つかがポイントになります。

下記では英検2級の出題内容や試験構成を紹介するので、ぜひ試験対策にお役立てください。

・英検2級の出題内容

英検2級に求められている基準は「社会生活に必要な英語を理解し、使用できる。」とされており、リスニングに出てくる話題やシチュエーションも日常的なものだけでなく、職場やビジネスシーンでの会話も含まれます。

こういった内容はビジネスシーンに馴染みのない小学生や中高生にとって難しい場合があります。なぜなら、学生はビジネスに関する背景知識がないため、音声を聞き逃した際に内容を推測するのが困難だからです。

ですが、今回ご紹介するコツやおすすめ教材を使って繰り返し学習することで、合格点は取れるようになります!

・英検2級の試験構成

英検2級のリスニングパートは2つのパートで構成されており、全部で30問です。

パート1:会話の内容一致選択(15問)

「会話の内容に関する質問に答える」(放送回数1回)

スピーカー2人の会話になります。(だいたい2回ずつの発言)

パート2:文の内容一致選択(15問)

「短いパッセージ(説明文など)の内容に関する質問に答える」(放送回数1回)

・英検2級の合格ライン

英検2級は高校卒業程度レベル、必要な語彙力は約5,000語。リスニングのCSEスコアは30問で650点となっています。英検協会による英検2級のCSEスコアの合格ラインは、一次試験全体で1520点とされており、この合格点は各技能の得点の合計ですから、リスニング単独での合格ラインを断言することはできません。英検協会は、「各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格した」と発表しており(2016年度第1回試験)、今後も6割程度の正答率が合格ラインとして維持されていくと思われます。

TOEICやTOEFL、GTECとのレベル比較

ここでは、英検2級がTOEICやTOEFL、GTECなどの他の試験と比較するとどのくらいのレベルなのか比較してみたいと思います。

・英検2級とTOEICとの比較

TOEICにはいくつかの種類がありますが、一般的には「TOEIC Listening & Reading Test」を指します。英検2級をTOEICのスコアに換算した場合の目安は550~600点です。

英検は、書く・読む・聞く・話す、の4つの能力が求められ、日常会話から社会的なテーマを題材としています。一方、TOEICは読む・聞く能力を測定され、一般的、またはビジネスでのコミュニケーションの場面を想定した題材が扱われます。

ビジネス英語に特化しているTOEICは社会人や、就職を控えた大学生が受験者に多いです。4つの能力を測れる英検は、正確な英語力が測れる上、レベル別に級が分かれていることから、中学生や高校生が多く受験しています。

・英検2級とTOEFLとの比較

英検2級をTOEFLのスコアに換算した場合、およそ61~68点に相当します。TOEFLはアメリカの大学出願のための英語資格です。1964年に英語を母語としない人々の英語コミュニケーション能力を測るテストとして、米国非営利教育団体であるEducational Testing Service(ETS)により開発されました。教室での日常会話や、講義やディスカッションがテーマとなる他、教科に関する専門用語もなど実生活に基づいた問題が出題されます。「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの技能を総合的に測定し、さらに各スキルを組み合わせて、課題を遂行する能力を評価することで知識としての英語力ではなく、使える英語力に焦点をあてています。TOEFLにはいくつか種類がありますが、留学の際に提出を求められるのは「TOEFL iBT」です。

・英検2級とGTECとの比較

GTECの880〜1159点が英検2級レベルに相当します。GTECは、ベネッセとベルリッツが共同開発した、小学生から社会人まで英語力が測定できるスコア型英語4技能検定です。レベル別に10タイプの問題タイプに分かれ、小学生から社会人まで継続的に英語力を測ることができます。

2003年から始まった比較的新しいテストですが、「GTEC CBT」が大学入試で活用されることから注目を浴びています。「GTEC CBT」はコンピューター上で試験が完結します。東京大学や早稲田大学といった有名大学の入試でも既に活用されており、2020年度からは、これまでの大学入試センター試験が廃止され、新たに大学入学共通テストが開始されますが、GTECは新入試で活用可能な検定に該当しています。

英検2級で合格点を取るための3つのコツ

ここからは英検2級で合格点を取るためのコツをご紹介します。

・問題文や選択肢を先読みする

英検2級では、筆記試験(リーディングとライティング)の時間が終了すると、続けてリスニングの試験に進みます。しかし、問題冊子は筆記試験もリスニング試験も全て1冊にまとまっています。そのため、筆記試験の途中でもリスニングの選択肢を先に見ることができます。

なので、筆記試験を早めに終わらせて、余った時間でリスニングの選択肢を先読みしておきましょう。

英検2級のリスニングは会話やナレーションの内容、質問される内容がリスニングが始まるまで分かりません。なので、選択肢からそれらの内容を想像しながら読むようにしましょう。また、自分にとって難しい単語は、先読みの時に日本語で意味を書いておきましょう。そうすることで、選択肢を選ぶ時にひと目で意味を確認することができます。

英検2級のリスニングの解答時間は10秒なので、先読みで選択肢の内容をあらかじめ把握しておくことで、余裕を持って解答することができます。

リスニング中に選択肢を選び終わったら、次の問題の選択肢の先読みをおこないます。英検2級のリスニングの解答時間は10秒なので、音声が始まる直前まで先読みで選択肢の内容を頭に入れておくことで、余裕を持って解答することができます。

この先読みは本番でいきなりやろうと思ってもなかなかうまくいきません。そのため、過去問を使ってあらかじめどのくらいのペースで読まないといけないか、先読みできるタイミングはどこかといったことを確認し、何度も練習を行いましょう。

・聞こえてきた英語を日本語に訳さず、内容をイメージする

2級のリスニングでは、音声は一度しか読まれません。また、準2級に比べて読まれる英文も長くなり、スピードも速くなります。

そのため、リスニング中に聞こえてきた英文を頭の中で日本語に訳していると、途中から音声についていけなくなってしまいます。

そうならないためにはどうしたらいいか?というと、聞こえてきた英語を英語のまま「イメージ」し、全体的に内容を掴もうとする意識で聞きます。

そうすることで、英語の音声に付いていくことができ、もしわからない単語が出てきた場合も全体の内容から意味を推測することができます。

今まで和訳しながら英語学習をしてきた人は、「内容をイメージする」と言われてもすぐにできない方も多いかと思います。ですが、意識して練習を繰り返すことで、英語を聞いてそのままストーリーの流れをイメージすることができるようになってきます。

・正解がわからなくても粘らず、次の問題が始まったら適当に解答する

最後のコツは、もしリスニング中に音声が聞き取れなかった、または選択肢を選んでいるうちに次の問題が始まってしまったという場合の対応方法です。

音声が聞き取れない場合も当然あります。ですが、ここで焦ってはいけません。一番やってほしくないのは、正解がわからない問題で粘りすぎて、次の問題も同じように聞き取れず、ずるずる引きずってしまうことです。

たとえ1問わからなくても、遅くとも次の問題の音声が始まるまでにとりあえず適当に選択肢を選んで、次の問題に集中しましょう。その方が正答率は高くなります。

英検2級対策におすすめの教材3選と学習方法

ここではおすすめの3つの教材をご紹介します。

・問題集:英検2級をひとつひとつわかりやすく。

英検2級のリスニング問題が苦手という人向けの問題集です。

初めて英検2級を受験する人に向け、やさしく丁寧に解説されているので、合格に向かって着実にリスニング力を強化できます。

問題練習や予想テスト、模擬試験など、本番を想定した問題が掲載されています。過去問の正答率が5割以下の人は、まずはこの問題集を使って基礎を固めていくといいと思います

参照元:https://hon.gakken.jp/book/1130457800

・過去問

英検のサイトには、過去3回分の過去問が無料公開されています。しかも、本番と全く同じ音声も入手できるのです!

解答には英文のスクリプト付き。間違えたところでも、スクリプトを読めば理解できると思いますし、リスニングに関しては、これがあれば過去問の問題集はいらないと思います。

https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_2/solutions.html

無料公開されている過去問は英検2級を志した瞬間からダウンロード&保存しておいていただきたいのですが、知らなかった、数ヶ月で英検1級を目指す方は過去6回分の問題集を買うのもありだと思います。スピーキングの過去問も手に入りますし、買って損はないと思います。

参照元:https://www.obunsha.co.jp/product/detail/094923

・動画で英語がを学べるアプリ「VoiceTube」

エンタメ、科学とIT、社会、ビジネス、暮らし、スピーチなどのカテゴリーからいくつでも好きな動画が数十秒お試しで観られます。(英語・日本語字幕付き)

そこから気に入れば(続きが気になれば)一日3本までなら、チケットを使って無料で最後まで観ることができます。そして一度チケットを使って観た動画は、その後も好きな時にフルで観られます。

海外のニュースやテレビ番組、TEDも観ることができ、生の英語に触れることで英語教材よりも上のレベルのリスニング力が身に付きます。また、世界の出来事やトレンドなどを学ぶことができます。

動画は初級〜上級にレベル分けしてあり、字幕のオン/オフや音声のスピードが調整できます。わからない単語は単語を長押しすると辞書機能でその場ですぐに意味を確認できます。イギリス英語にも触れられるのも嬉しいポイントです。

ドキュメンタリー系の動画はライティングやスピーキングの時に使えるネタ収集にも役立ちます。短い動画や英文と日本語文の両方を見ながらすきま時間に楽しみながら学ぶのに最適です。

まとめ

英検2級を受ける多くの方にとってリスニングパートは大きな得点源になります。学生の方々はビジネスの内容も出題され、難しく感じているかもしれません。ですが、すべての内容がわからなくても、スクリプトを見ながらストーリーと質問の内容をよく確認し、繰り返し練習することで合格点を獲得することができます。せひ今回ご紹介したコツを身体が覚えるくらい練習してみてください。

もし、「解き方を意識して何度も問題演習をしているのに点数が取れない・・」ということがあれば、英検2級合格に必要な語彙力が不足している可能性があります。リスニングの解き方をマスターするのは、合格に必要な英語力を養ってからですので、並行して磨いていくようにしましょう。